研究課題/領域番号 |
19K18751
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分56050:耳鼻咽喉科学関連
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研究機関 | 川崎医科大学 |
研究代表者 |
雜賀 太郎 川崎医科大学, 医学部, 講師 (70509299)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2021年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 睡眠時無呼吸 / 間欠的低酸素 / サイトカイン / 炎症 / マウスモデル / 低酸素 / HIF / モデルマウス / 持続的低酸素 / マウス / 睡眠時無呼吸症 / 睡眠時無呼吸症候群 |
研究開始時の研究の概要 |
HIF1α阻害によってこれらの下流にある活性酸素 Reactive Oxigen Species (ROS) 産生や炎症の転写因子であるNFκBを抑制しうるか、また二次的に発症する高血圧や糖尿病を改善するかについて検証し、HIF1α阻害剤が睡眠時無呼吸症候群の新規治療となりうるか検討する。
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研究成果の概要 |
睡眠時無呼吸症候群はこれまでにも報告されているように睡眠中に生じる低酸素血症によって心筋梗塞リスクの増加や糖尿病の悪化に関与する重大な疾患のうちの1つである。様々な治療は行われているものの病態を改善するには至らない状況となることもあり、睡眠時の間欠的低酸素によって生じる身体的ダメージを根本的に軽減する治療が必要であると考える。そこで、これまでは本疾患の治療として考えられたことのない薬剤を用い、その有効性の検証と副作用が生じることなく使用出来るかについて検討したい。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
睡眠時無呼吸は気道閉塞を解除することでその病態を改善することを治療としてきた。しかし、解剖学的に改善困難な場合は睡眠時の低酸素が残存してしまい、炎症性サイトカイン産生などによる身体的負荷を回避しきれない。そのため、低酸素自体で生じる病態に対する治療を考える必要がある。
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