研究課題/領域番号 |
19K18761
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分56050:耳鼻咽喉科学関連
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
田崎 彰久 東京医科歯科大学, 東京医科歯科大学病院, 助教 (80737271)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2019年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 頭頸部癌 / TPF療法 / 好中球減少症 / ABCB1遺伝子多型 / 統計解析 / 論文執筆 / 検体採取 / 血液毒性 / 倫理審査 / 好中球減少 / 遺伝子多型 |
研究開始時の研究の概要 |
頭頸部癌におけるTPF実施症例の FN発症リスク、生命予後因子等の項目について後ろ向きに調査する。 上記の対象例から血液サンプルを採取しDNA を抽出しABCB1遺伝子の多型をPCRにて特定する。 FN発生率、死亡率についてのオッズ比、粗生存期間を算出する。 ABCB1遺伝子多型による生存期間の相違を評価する。 FNリスクを事前に把握することでハイリスク症例へのリスク軽減などを目的とする。
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研究成果の概要 |
頭頸部癌に対するCisplatin、5-FU、Docetaaxel(TPF)併用化学放射線療法を行った患者における好中球減少症、発熱性好中球減少症などの発現頻度の調査を行った。また、対象患者に関するABCB1遺伝子多型に関して遺伝子解析を行い好中球減少症や発熱性好中球減少症の発現とABCB1遺伝子多型の関連に関しての統計解析を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
TPF療法は好中球減少症など血液毒性が高頻度で発生することは既に知られている。改めて実臨床でのデータを示すとともに、遺伝子多型などの関連が示唆された。 今後もTPF療法を行う際にG-CSF製剤の使用など支持療法が必要であることを示すことができ、安全な患者管理に繋がるとお思われる。
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