研究課題/領域番号 |
19K18884
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分56060:眼科学関連
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研究機関 | 名古屋市立大学 |
研究代表者 |
鈴木 識裕 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 研究員 (10831258)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 網膜静脈閉塞症 / 黄斑浮腫 / アンジオポエチン / 網膜静脈分枝閉塞症 / アフリべルセプト / 網膜浮腫 |
研究開始時の研究の概要 |
アンジオポエチン(angiopoietin:Ang)をターゲットにした治療法は、悪性腫瘍、炎症性疾患、血管透過性亢進をきたす疾患において注目されている。網膜領域では糖尿病網膜症への関与の報告はあるが、網膜静脈閉塞症(retinal vein occlusion: RVO)への関与の報告はない。本研究の成果はRVOにおける血管透過性亢進や炎症を制御する可能性を秘めており、黄斑浮腫を伴うその他の疾患やぶどう膜炎などの炎症性疾患においても新たな知見をもたらし、新規治療薬開発の足がかりともなり得る可能性を秘めている。
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研究成果の概要 |
網膜静脈閉塞症 (retinal vein occlusion: RVO) の黄斑浮腫に対する治療法として、血管内皮増殖因子 (vascular endothelial growth factor: VEGF) 阻害療法は一定の効果をあげているが、治療抵抗例・再発例なども多い。VEGF以外の治療ターゲットとして、アンジオポエチン (angiopoietin: Ang) に着目した。RVOにおいてAngが関与しており、その制御が必要である可能性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
網膜静脈閉塞症 (retinal vein occlusion: RVO) の視力低下の主因は黄斑浮腫である。その黄斑浮腫に対する血管内皮増殖因子 (vascular endothelial growth factor: VEGF) 阻害療法は一定の効果をあげているが、治療抵抗例・再発例、頻回の治療が必要であるなど、課題が多い。今回我々は、マウスで実験的RVOモデルを作成し、RVOの病態解明を行った。RVOにおいてアンジオポエチン(angiopoietin: Ang)が関与しており、その制御が必要である可能性が示唆された。
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