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間葉系幹細胞のステムネスにおけるTWIST1の機能解明

研究課題

研究課題/領域番号 19K18937
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分56070:形成外科学関連
研究機関近畿大学

研究代表者

森 樹史  近畿大学, ライフサイエンス研究所, 助手 (40760492)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2019年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
キーワード間葉系幹細胞 / 転写因子 / TWIST1 / ステムネス
研究開始時の研究の概要

間葉系幹細胞(Mesenchymal stem cell: MSC)は骨髄、脂肪、滑膜から分離される組織幹細胞であり、優れたサイトカイン産生能力と分化能力を有することから様々な疾患に対する再生医療材料として注目されている。一方で、MSCの未分化性や分化多能性、増殖といった幹細胞としての性質(ステムネス)がどのように成立し、維持されているのかはわかっていない。本研究ではMSCのステムネスに関わる重要な転写因子としてTWSIT1に注目しオミックス技術を用いてエピゲノム~転写制御におけるTWIST1の機能の全貌解明を試みる。

研究成果の概要

間葉系幹細胞(MSC)は優れたサイトカイン産生能力と分化能力を有することから様々な疾患に対する再生医療材料として注目されている。一方で、MSCの未分化性や分化多能性、増殖といった幹細胞としての性質がどのように成立し維持されているのかはわかっていない。本研究ではMSCのステムネスに関わる重要な転写因子としてTWSIT1に注目し、MSCの幹細胞性に与える影響を検討した。MSCにおけるTWIST1の強制発現は細胞増殖を活性化し分化を抑制した。マイクロアレイ解析、ChIPseq解析の結果、TWIST1はID1をはじめとする分化抑制因子の転写調節領域に結合し直接制御していることが明らかとなった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

MSCにおける重要な転写因子が明らかとなることで、新しい再生医療技術の開発や移植用細胞の評価法の開発につながる。また、TWIST1は骨肉腫など間葉系の癌で高発現となることが報告されており、TWIST1の制御技術を研究することで新しい癌治療の開発にもつながる。

報告書

(3件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2021 2020

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] 転写因子Twist1による間葉系幹細胞の幹細胞性制御2021

    • 著者名/発表者名
      森 樹史
    • 学会等名
      第20回 日本再生医療学会総会
    • 関連する報告書
      2020 実績報告書
  • [学会発表] 間葉系幹細胞のステムネスにおけるTWIST1の機能について2020

    • 著者名/発表者名
      森 樹史
    • 学会等名
      第19回日本再生医療学会総会
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書

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公開日: 2019-04-18   更新日: 2022-01-27  

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