研究課題/領域番号 |
19K19054
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分57040:口腔再生医学および歯科医用工学関連
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研究機関 | 徳島大学 |
研究代表者 |
武川 恵美 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(歯学域), 助教 (50633872)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2021年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2020年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | セメント / インプラント / 歯科 / 通電 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では申請者が所属する徳島大学大学院医歯薬学研究部生体材料工学分野が発案し、研究を進めてきた「必要な時に通電による接着力低下が可能な歯科用スマートセメント」を応用し、インプラントの上部構造の材料である非導電性素材(セラミックス、ハイブリッドレジン)を介したときのセメントへ通電可能な上部構造のデザインの考案と、その有効性の確認を行い、新たなインプラントの着脱様式を開発する。
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研究成果の概要 |
非導電性素材に埋め込んだTiを介してスマートセメントに通電したとき、アノード界面では酸化チタンが発生し、カソード界面では気体が発生することが分かった。この気体発生により非導電性素とセメントの剥離が可能であるといえる。よって、非導電性素材の一部に設置した金属に通電するといったデザインが有効であることと考えられ、新たなインプラントの着脱様式開発の可能性を見出すことができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
非導電性物質とスマートセメントの通電剥離が可能なデザインの考案ができた。このデザインがインプラントの上部構造に応用できれば、インプラントに負荷をかけることなく定期的に容易に着脱可能となり、審美性や耐久性を考慮したデザインの幅が広がり、衛生面の向上も期待できる。
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