研究課題/領域番号 |
19K19104
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分57050:補綴系歯学関連
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研究機関 | 昭和大学 |
研究代表者 |
大嶋 瑶子 昭和大学, 歯学部, 兼任講師 (50756442)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 歯科材料 / 歯科インプラント / オッセオインテグレーション |
研究開始時の研究の概要 |
歯科用インプラント材料として現在最も広く用いられている材料はチタンであり、審美性の問題とアレルギーの問題が懸念されている。そこで我々は新たなインプラント材料としてセリア安定化ジルコニア/アルミナ・ナノ複合体(Ce-TZP/Al2O3)に着目した。本研究の目的はCe-TZP/Al2O3インプラントの開発である。 本研究では、最終段階として、ナノ構造をもった球状構造を有する、55%フッ化水素酸処理後のCe-TZP/Al2O3の表面性状における骨芽細胞の網羅的遺伝子解析を生化学的に、セリア安定化ジルコニア/アルミナ・ナノ複合体に特有なインプラント形状について理工学的に検証することを目的とする。
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研究成果の概要 |
現在最も広く用いられているインプラント材料はチタンであり、審美性とアレルギーの問題が懸念され、我々は新たなインプラント材料としてセリア安定化ジルコニア/アルミナ・ナノ複合体(Ce-TZP/Al2O3)に着目した。55%フッ化水素酸処理後のCe-TZP/Al2O3は、硫酸処理したチタンより、骨結合力が強く、また、歯肉貫通部インプラント体と歯肉上皮下結合組織との封鎖性の獲得を目的として、異なる表面粗さのCe-TZP/Al2O3基盤にヒト歯肉繊維芽細胞(HGF-1)を培養し、鏡面研磨基盤では、細胞接着・増殖率、基質合成能が高く、表面粗さにかかわらず、炎症性サイトカインの産生量は低いことを確認した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
現在最も広く用いられているインプラント材料はチタンであり、審美性とアレルギーの問題が懸念され、我々は新たなインプラント材料としてCe-TZP/Al2O3に着目した。本研究の目的はCe-TZP/Al2O3インプラントの開発である。我々はラット大腿骨へ埋入したフッ化水素酸処理を施したCe-TZP/Al2O3インプラント体と骨との結合を確認した。 また、歯肉貫通部インプラント体と歯肉上皮下結合組織との封鎖性の獲得を目的とし、異なる表面粗さのCe-TZP/Al2O3上に、ヒト歯肉線維芽細胞を培養し、細胞接着・増殖・分化、細胞形態および炎症性サイトカインの産生について検討を行った。
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