研究課題/領域番号 |
19K19138
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分57050:補綴系歯学関連
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研究機関 | 松本歯科大学 (2021-2022) 昭和大学 (2019-2020) |
研究代表者 |
吉田 裕哉 松本歯科大学, 歯学部, 講師 (60783298)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2021年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 睡眠時ブラキズム / 睡眠時ブラキシズム / 微小覚醒 / クロニジン / PSG |
研究開始時の研究の概要 |
睡眠時ブラキシズムの筋活動には様々なパターンがあることが示されているが,臨床的にはこれらの多寡を考慮せず一括りに診断され,画一的な対応がなされているため,正確な診断・治療がなされていないのが現状であり,根本的な治療法の確立は急務であるが,薬剤を用いた治療法は臨床的に未だ確立されていない.申請者らが行った先行研究における,高血圧治療薬であるクロニジンのSB抑制効果を認めたことを踏まえ,本研究は,睡眠ポリグラフ検査(PSG)を用いることで得られるSBの生理学的病態分類ごとの抑制効果・脳波活動への影響を検証し,薬剤によるSB抑制効果発現メカニズムの解明につながる知見を得るためのものである.
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研究成果の概要 |
睡眠時ブラキズム(SB)の筋活動には様々なパターンがあることが示されているが,これらの多寡を考慮せず一括りに診断されているため,正確な治療がなされていない.申請者らの先行研究でクロニジンのSB抑制効果を認めたことを踏まえ,本研究は睡眠ポリグラフ検査(PSG)を用いることで得られる病態分類ごとの抑制効果・脳波活動への影響を検証するものだが, 新型コロナウイルス感染症の拡大により被験者にクロニジンを服用させ, 体調等を管理しながらPSGを施行することが困難となった. そこで, 副作用の懸念のある薬剤を用いることなく,SB抑制効果を期待できる振動刺激によるバイオフィードバック療法に着目し調査した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
睡眠時ブラキシズム(SB)は,睡眠中の非機能的な顎運動であり,顎口腔系の諸器官に様々な悪影響を及ぼし,補綴歯科領域における患者のQuality of lifeの低下を招く原因である.本研究は睡眠ポリグラフ検査(PSG)を用いることで得られるSBの生理学的病態分類ごとの抑制効果・脳波活動への影響を検証し薬剤によるSB抑制効果発現メカニズムの解明につながる知見を得るためのものである.
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