研究課題/領域番号 |
19K19189
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分57060:外科系歯学関連
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
齋藤 直朗 新潟大学, 医歯学系, 助教 (10826259)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 薬剤関連顎骨壊死 / 骨細胞 / 破骨細胞 / 骨代謝ネットワーク / マクロファージ機能的亜群 |
研究開始時の研究の概要 |
薬剤関連顎骨壊死は骨粗鬆症治療やがんの骨転移抑制を目的に使用されるビスホスホネート製剤、抗RANKL抗体によって引き起こされると考えられている。これまで様々な研究が行われてきているが、根本的な病態の解明には至っていない。骨では骨細胞を中心に様々な細胞が相互に影響しながら代謝を行っている。本研究では薬剤関連顎骨壊死モデルラットを用いて、骨代謝調節の司令塔である骨細胞を中心に骨代謝関連細胞の動態変化について大局的に解明する。
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研究成果の概要 |
本研究は薬剤関連顎骨壊死の発症過程における骨細胞動態に着目して、顎骨壊死モデルラットでの骨細胞、骨芽細胞、破骨細胞、マクロファージ群の細胞動態を組織学的、分子生物学的に解明することであったが、コロナ禍における他業務のエフォート増加など、薬剤関連顎骨壊死の病態を呈するモデルラットの再現、作成が十分に行えず、当初予定していた解析に至らなかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
薬剤関連顎骨壊死の発症メカニズムを解明する目的で行った本研究であったが、薬剤関連顎骨壊死モデルラットの再現、作成に苦慮し、十分な成果を得ることができない結果に終わった。骨代謝における骨細胞を司令塔とした細胞ネットワークという着眼点は維持しつつ、より実現可能なアプローチでの研究を進め、薬剤関連顎骨壊死で苦しむ患者の発症防止、治療に寄与したい。
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