研究課題/領域番号 |
19K19264
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分57070:成長および発育系歯学関連
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
磯貝 由佳子 大阪大学, 歯学研究科, 招へい教員 (20724743)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2019年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 歯牙発生 / 細胞増殖 / 形態形成 / 歯牙形成不全 / 抗がん剤 / 歯 / 形成 / 細胞増殖阻害 |
研究開始時の研究の概要 |
歯の発生は歯冠形成に続いて歯根形成が始まる。歯根は、増殖した細胞が尖端方向に伸展し、歯根が形成される。これまで細胞増殖抑制効果ある化学療法を行った小児がん患者における、歯の部分的な欠損、短根など歯根形態異常、萌出遅延,矮小歯等の歯の形成不全が報告されており、これによる不正咬合は口腔機能に障害をきたす。このような歯の形成不全は部位特異的にみられ、歯の発生において、ある時点で細胞増殖に関わる何らかの負荷がかかることによりみられると考えられる。本研究では、歯の形成における時期特異的な細胞増殖阻害がどような影響を与えるかを明らかにすることを目的とし、新しい薬剤開発や診断法確立に貢献することを目指す。
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研究成果の概要 |
本年度は歯牙発生の研究に適切なマウスを用いて様々な細胞増殖修飾因子がどの様に歯牙発生に影響を及ぼすのか解析を行った。その結果、細胞増殖抑制効果のある化学療法を施したサンプルのみならず、顎顔面形成に必要不可欠なレチノイン酸シグナル経路の活性や不活性化においても特異的な歯牙形成不全が引き起こされる事を見出した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
今回の研究成果では、細胞増殖抑制効果のある化学療法を行った場合の歯牙形成不全には他の遺伝的、環境的要因も影響を及ぼす可能性が高い事を示唆しており今後の研究においては歯牙発生時において組織が受けている様々な外的内的要因の探求とそれらの相互作用の解明が必要である事を示すものである。
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