研究課題/領域番号 |
19K19326
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分57080:社会系歯学関連
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
井田 有亮 東京大学, 医学部附属病院, 講師 (30755947)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2021年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | リアルワールドデータ / ビッグデータ / 医療DX / 歯科医療情報 / データ疫学 / データベース / 医療管理 / 医療情報 / 歯科情報 / 歯科診療情報 / 社会歯学 / 歯科 / クレームデータ / 二次利用 / 口腔診査情報 / 標準化 / 医療ビッグデータ / 臨床疫学 / 医療リアルワールドデータ / データサイエンス / 医療情報学 |
研究開始時の研究の概要 |
歯科診療情報・健診情報・遺体検案情報など様々な発生点からの情報を統合して扱うことのできる、マルチチャネル歯科臨床情報データベースを構築し、臨床研究のためのビッグデータ疫学研究基盤の構築を目的とする。臨床研究者がビッグデータとして利用することのできる、患者ごとの診療行為データベース・検診結果データベースを構築することが本研究の主眼である。
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研究成果の概要 |
本研究は、歯科診療情報・歯科検診(健診)情報を蓄積して、臨床研究・医療政策提言の基礎となる診療情報を集積したデータベースを実現するために必要な、情報流通の環境を構築することを目的とした研究である。これを実現するために、(1)情報の標準化、(2)データを保管するプラットフォーム、および(3)医療機関等のデータ発生・利用機関における利用環境を構築する、という3要素について検討を行った。特に、情報の標準化として、歯科外来診療サマリーの標準化に関する提唱、診療報酬オンライン請求ネットワーク・オンライン資格確認ネットワークにおける新たな歯科情報の流通に関する提案を行なった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
歯科診療や歯科検診、遺体口腔情報など、歯科情報は多様な発生源があり、利活用が期待される貴重なリアルワールドデータである。しかし、これまで、これらの情報を流通させる環境が整っていなかったために、有効に活用されてきたとは言い難い。そこで、(1)情報の標準化、(2)データを保管するプラットフォーム、および(3)医療機関等のデータ発生・利用機関における利用環境を構築する、という3要素について検討したのが本研究である。特に、歯科外来診療サマリーの標準化に関する提唱、診療報酬オンライン請求ネットワーク・オンライン資格確認ネットワークにおける新たな歯科情報の流通に関する提案を行なった。
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