研究課題/領域番号 |
19K19338
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分57080:社会系歯学関連
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研究機関 | 神奈川歯科大学 |
研究代表者 |
平田 貴久 神奈川歯科大学, 歯学部, 助教 (50837060)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2021年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 歯周病 / 糖尿病 / 心血管疾患 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では,糖尿病の人が、糖尿病でない人に比べて歯周病が重度であるかどうかを調べます。また、糖尿病の人において歯周病が重症化する原因を調べます。さらに、糖尿病の人において、歯周病が重症であると心筋梗塞や脳梗塞がおこりやすいかどうかを調べます。
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研究成果の概要 |
本研究では1型糖尿病患者と2型糖尿病患者において、歯周病指標との有意な関連が認められ、1型糖尿病患者は非糖尿病患者と2型糖尿病患者の中間に位置することがわかった。また歯周病指標の項目の中で特に深い歯周ポケットや深い歯周ポケットの部位率、動揺歯率は1型・2型糖尿病に罹患している患者で有意な差が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
2型糖尿病と非糖尿病の歯周組織の状態の比較は多く報告されているが、日本における1型糖尿病の情報は少ない。本研究を行ったことで1型・2型糖尿病患者の歯周組織の現状を把握し、歯周病治療,あるいは歯周病予防を行うことで糖尿病や心血管疾患といった全身疾患の予防、QOL向上に寄与できる可能性がある。
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