研究課題/領域番号 |
19K19397
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分58010:医療管理学および医療系社会学関連
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研究機関 | 駒沢女子大学 |
研究代表者 |
三宅 貴之 駒沢女子大学, 公私立大学の部局等, 講師 (10836729)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2021年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 地域医療 / キャパシティ / アクセシビリティ / 距離減衰 / 医師配置 / 診療圏 / 施設立地 / 診察時間 / 医療資源 / 地域性 / 人口密度 / 二次医療圏 / 公共交通 / 施設容量 / 需給バランス |
研究開始時の研究の概要 |
人口減少を伴う超高齢社会にある我が国では、限りある医療資源の効率的かつ適正な配分が求められる。特に地方の中山間部においては地域の社会基盤としての医療が維持存続できる体制の再整備が急務である。 本研究の目的は、将来的に地域で必要となる医療サービスの種類や量、施設や人員を定量的に把握することである。そのために、1)医療施設キャパシティの定量化、2)医療資源配分の空間的需給バランスの把握、3)地域特性を加味した将来的な医療サービスの必要量の算出という3つの小課題を設定した。本研究は、地域の実情に即した医療サービスの供給方法を検討するものであり、今後の地域医療のあり方を検討するための指標を提供する。
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研究実績の概要 |
本研究課題は、全体計画的な医療提供体制の整備手法(例えば、10万人当たり医師数)とは異なる、地域の実情に即した医療サービスの供給方法を検討するものであり、今後の地域医療の在り方を検討するための判断材料となる指標を示すことが目的である。そのために、1)医療施設のキャパシティの定量化、2)医療資源配分の空間的需給バランスの把握、3)地域特性を加味した将来的な医療サービスの必要量の算出、という3つの小課題を設定した。 本年度は目的1)に関連して、キャパシティ算出方法の精緻化を試みた。目的2)に関連して、患者の医療施設までのアクセスに関して、距離減衰関数を組み込んで手法の発展を試みた。また、医師数の再配分をした場合の需給バランスの変化を考察し、アクセシビリティの改善に寄与することを確認した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
データ解析等は順調に進んでいる。
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今後の研究の推進方策 |
計算手法をより精緻に発展させたため、より広域を対象に再計算する。 ここまでの成果を論文としてとりまとめ、各種学会で発表する
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