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臨床看護師の攻撃性対処能力育成のための教育プログラムの効果測定

研究課題

研究課題/領域番号 19K19495
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分58050:基礎看護学関連
研究機関東京医科歯科大学 (2019, 2021-2022)
九州大学 (2020)

研究代表者

佐藤 可奈  東京医科歯科大学, 大学院保健衛生学研究科, 特任准教授 (00757560)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
キーワード看護管理 / リスクマネジメント / 医療安全 / 院内暴力 / コミュニケーション / 看護教育 / 現任教育
研究開始時の研究の概要

近年、患者さんやそのご家族から医療者に対する院内暴力が問題となっています。病院でおこる暴力は、患者さん・ご家族だけでなく、医療者や病院の環境にもその要因があります。これらのリスクを実際の暴力行為につなげないためには、患者さんやご家族の攻撃的な言動に対する看護師の対処能力が必要です。この研究は、看護師にこの対処能力を身につけてもらうための教育プログラムを提供し、その効果を評価するものです。

研究成果の概要

臨床看護師412名に対し、開発したe-learning教材による教育介入を行い、患者・家族の攻撃性に対する態度得点の介入前後の変化を測定しました。その結果、一部の項目において介入後の改善がみられ、教育による効果が確認されました。また、同時に聴取した自由記載内容の分析から、今回開発した教材の内容だけでなく、全体の構成や視聴しやすさが内容理解の一助となり、これらの効果につながったことが推測されました。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究は、これまでの研究成果に基づき開発した看護師の攻撃性への対処能力を育成するためのe-learning教材が、臨床看護師の態度に効果を及ぼすかを検証し、教育介入として実践への適用が可能かどうかを評価するために実施しました。本プログラムの導入により、患者・家族の攻撃性に起因する個人や組織の不利益を回避し、同時に信頼関係回復のための能力育成が可能となり、提供される医療・看護の質向上、患者・家族の満足度の向上に寄与することが期待できます。

報告書

(5件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2020

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] 日本語版MAVAS(the Management of Aggression and Violence Attitude Scale)の信頼性・妥当性の検証2020

    • 著者名/発表者名
      佐藤可奈、小玉淑巨
    • 学会等名
      第24回日本看護管理学会学術集会
    • 関連する報告書
      2020 実施状況報告書
  • [学会発表] 日本語版MAVAS(the Management of Aggression and Violence Attitude Scale)の 信頼性・妥当性の検証2020

    • 著者名/発表者名
      佐藤可奈、小玉淑巨
    • 学会等名
      日本看護管理学会学実集会
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書

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公開日: 2019-04-18   更新日: 2024-01-30  

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