| 研究課題/領域番号 |
19K19501
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| 研究種目 |
若手研究
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| 配分区分 | 基金 |
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小区分58050:基礎看護学関連
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| 研究機関 | 聖隷クリストファー大学 (2021-2022)
名古屋市立大学 (2019-2020) |
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研究代表者 |
天野 薫 聖隷クリストファー大学, 看護学部, 准教授 (90747833)
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| 研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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| 研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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| 配分額 *注記 |
1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2021年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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| キーワード | がん看護 / 高齢者看護 / 看護ケア / 質評価指標 / 領域横断的ケア / 評価指標 / 高齢者 / 高度看護実践 / ケア / 横断的ケア / 融合 |
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| 研究開始時の研究の概要 |
本研究は、がん看護と高齢者看護の視点を融合した看護ケアの質評価指標を開発することを目的とする。
高齢がん患者への看護実践記録と、高齢がん患者に対し卓越した実践を行う臨床看護師への面接調査データから、がん看護と高齢者看護の視点を融合した看護ケアの質評価指標の項目を抽出し、さらに、質評価指標の項目の妥当性を専門家会議によって検討する。
本研究は、高齢がん患者に対する領域横断的な看護ケアの質の評価の視点を可視化するものであり、看護ケアを発展させていく過程を促進するツールとなると考える。
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| 研究成果の概要 |
高度実践看護師へのインタビューを含む調査により、がん看護と高齢者看護の視点を融合した看護ケアの質評価指標が開発された。がん看護と高齢者看護の領域において重要な看護観とケア行動、影響要因に基づき、構造、過程、アウトカムの観点から評価項目を抽出した質評価指標は、臨床看護師が、がん看護と高齢がん患者の視点を融合した看護ケアとそのアウトカムについて援助の指針として確認できるツールとなった。質評価指標の開発過程で、協働介入ががん看護と高齢者看護の視点を融合した看護ケアにおける重要なキー概念として抽出された。高齢がん患者を中心とする協働介入の明確化と妥当性を高めることが、実装化に向けた今後の課題である。
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| 研究成果の学術的意義や社会的意義 |
がん看護と高齢者看護領域の高度実践看護師の実践知に基づき開発された、がん看護と高齢者看護の視点を融合した看護ケアの質評価指標は、臨床看護師が、人生の最終段階をがんと共に生きる高齢がん患者を包括的に捉え、援助の指針として活用できるツールとなると考える。本研究で開発した質評価指標は、がん看護と高齢者看護の双方の視点を持って高齢がん患者への看護ケアを発展させていく過程を促進することものとして位置づくと考える。
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