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看護系大学での経験、学修および生活が就職後の組織適応に及ぼす影響

研究課題

研究課題/領域番号 19K19539
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分58050:基礎看護学関連
研究機関国立保健医療科学院 (2022-2023)
国際医療福祉大学 (2019-2021)

研究代表者

保田 江美  国立保健医療科学院, その他部局等, 主任研究官 (20803258)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2024-03-31
研究課題ステータス 完了 (2023年度)
配分額 *注記
1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2021年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2020年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
キーワード看護学生から看護師へのトランジション / 経験学習 / 実習自己効力感 / 組織社会化 / 大学から仕事へのトランジション / 組織適応 / 看護系大学 / 看護師 / 学生から看護師への移行 / 学生時代の経験、学修、生活 / 人材育成 / 大学教育
研究開始時の研究の概要

本研究の目的は、看護系大学で学ぶ学生の学生時代の経験や学修、生活が就職後の組織への適応に及ぼす影響を検討することである。看護系大学で学ぶ学生は、一般大学で学ぶ学生に比べ、実習など仕事に直結する体験が多くある。このような特徴をもつ看護系大学で学ぶ学生の学生から看護師への移行の実態を明らかにすることで、大学教育で提供しうる支援を具体的に提案することを目指す。

研究成果の概要

看護師等学校養成所を卒業し、看護師として病院に就業している若手看護師の学生時代の経験や学修、生活が就職後の組織適応に及ぼす影響を質問紙調査によって明らかにした。看護師としての経験年数2~5年目の看護師148名より回答を得た。その結果、学校養成所1-2年次の演習における経験学習、領域別実習における自己効力感、大学生活満足度が就職後の組織適応に影響を及ぼしていることが明らかになった。とくに、学校養成所1-2年次の演習における経験学習が就職後の組織適応に及ぼす影響が大きく、影響しており、低学年時の看護技術演習において経験を学びにする力を醸成することの重要性が示唆された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

世界的にみても急速に進行する少子高齢化等、看護を取り巻く環境は激しい変化に見舞われている。看護師に対する要求は質・量ともに高まるばかりであり、看護師の育成には、学校養成所でいかに専門職業人としての基盤を構築するかが重要である。本研究からは、就職後の組織適応において、大学1-2年次の看護技術演習における経験学習の力を醸成すること、領域実習において学生の実習自己効力感を高めることの重要性が明らかになり、大学教育において、教員の具体的かつ有効な支援を提案することができた。

報告書

(6件)
  • 2023 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2022 実施状況報告書
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2023

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 卒後1年目の看護師の臨床経験から生じる感情および思考―円滑な移行に向けた看護教育の成果と課題2023

    • 著者名/発表者名
      保田江美・新藤由記子・川村崇郎・島田伊津子
    • 学会等名
      第15回日本医療教授システム学会総会学術集会
    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書

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公開日: 2019-04-18   更新日: 2025-01-30  

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