研究課題/領域番号 |
19K19545
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分58050:基礎看護学関連
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研究機関 | 昭和大学 |
研究代表者 |
大滝 周 昭和大学, 保健医療学部, 准教授 (20644579)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2022年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2021年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2020年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | バーチャルリアリティ / Mixed Reality:MR / シュミレータ / 看護学生 / シミュレータ / 融合 |
研究開始時の研究の概要 |
身体侵襲を伴う処置や手技が必要となる急性期看護実習で多くの看護学生らが困難感を抱くと言われている。シミュレータを用いることで、侵襲性の高い状態の患者の状態を作り出すことはできるものの、現実の患者が置かれている状況を作り出すには限界が生じている。そこでシミュレータを用いたトレーニングに、「現実世界」の情報とコンピューターグラフィックスなどで作られた「人工的な世界」の情報を組み合わせるバーチャルリアリティの手法を融合することで、現実に即した侵襲の高い患者の理解に繋がると考えた。
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研究実績の概要 |
身体侵襲を伴う処置や手技が必要となる急性期看護実習で多くの看護学生らが困難感を抱くと言われている。シミュレータを用いることで、侵襲性の高い状態の患者の状態を作り出すことはできるものの、現実の患者が置かれている状況を作り出すには限界が生じている。そこでシミュレータを用いたトレーニングに、「現実世界」の情報とコンピューターグラフィックスなどで作られた「仮想世界」の情報を組み合わせるバーチャルリアリティの手法を融合することで、現実に即した侵襲の高い患者の理解に繋がると考えた。 そこで本研究は、シミュレータを用いた看護基礎教育にバーチャルリアリティの手法を融合することで、侵襲性の高い患者を理解するための教育方略を開発すること目指している。 現在、現実世界と仮想世界を融合する技術【複合現実】(Mixed Reality:MR)の手法とシミュレーション教育の融合するためのツールの開発を行った。ツールで使用したデバイスはMicrosoft HoloLens2、シミュレータはレサシアンQCPRを選択した。シナリオは、駅のプラットフォームで倒れている人に一次救命処置を実施するとした。現在、開発したツールを用いた効果の検証を進めていくための準備を行っている。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
コロナ禍の影響で研究期間延長を行ったが、現在ツールの開発は終了し、検証段階の準備を実施しているため。
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今後の研究の推進方策 |
今後は、効果の検証するための準備を行い、検証を行っていく。
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