研究課題/領域番号 |
19K19571
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分58060:臨床看護学関連
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研究機関 | 北海道科学大学 |
研究代表者 |
石川 幸司 北海道科学大学, 保健医療学部, 准教授 (80756867)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2022年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2021年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2020年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 急性心不全 / 早期離床 / 離床 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は急性心不全となり安静治療が必要となった患者に対し、安全に離床するための指標を明らかにし、早期に離床を促すための手順を作成する。急性心不全患者は安静が治療として必要だが、長すぎる安静は身体機能の低下を招くことから、早期に社会復帰を目指すために離床を促す手順を確立する必要があるため、本研究では急性心不全患者の早期離床方法を開発する。
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研究実績の概要 |
急性心不全患者の離床プログラムの効果を検証するため、従来の心不全患者への離床方法を対照群とし、離床プログラムを活用する介入群とする研究デザインとしている。多機関共同研究として、複数の研究協力施設で実施するため、症例登録・データ収集としてEDCシステムを構築した。倫理審査の承認が得られた研究協力施設において、データ収集を開始している。 本研究は従来の離床を実施する対照群と離床プログラムを活用する介入群と比較する必要があり、無作為化割付を実施すると介入群の経験が対照群に影響を及ぼすため、各施設において目標症例数の半数までは対照群のみを登録している。 現在、対照群の登録は進んでおり、介入群の登録が始まった段階であるため、本研究の目的を検証する症例数には至っていない。 目標症例数の登録が終わるまで、介入研究としてのプロトコル論文を作成し、データの収集・解析を進めていく。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
新型コロナウイルス感染症の影響を受けて、研究協力施設における人員不足および研究対象者への感染対策への配慮などにおいて、予想以上に症例登録が少ない状況であった。さらに、人事異動などで研究担当医師が変わるなどの状況があり、研究体制の再整備が必要となったため。
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今後の研究の推進方策 |
新たに研究協力施設として2病院からの協力が得られるように調整しており、目標症例数の登録に向けてデータ収集を進めていく。
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