研究課題/領域番号 |
19K19597
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分58060:臨床看護学関連
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研究機関 | 福井大学 |
研究代表者 |
平井 孝治 福井大学, 学術研究院医学系部門, 助教 (70723013)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2022年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2021年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 摂食障害 / 心理教育 / 家族 / 定量的評価 / 親 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、摂食障害の子どもをもつ親を対象に簡易版の心理教育を実施する。それによって、親の心理的負担が改善するかを長期にわたって検証する。特に、親の心理的負担の評価に関しては、主観的な心理評価に加えて、ストレス応答や養育態度に関与するとされているオキシトシンを用いた定量的評価を試みる。
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研究実績の概要 |
本研究の目的は、摂食障害の子どもをもつ親に対して簡易版心理教育が有効かを検証することである。なお、アウトカムの評価を主観的心理評価のみならず、生物マーカーを用いた評価も加えることでより重層的な検証を試みる予定である。 当初、新型コロナの影響によって計画の修正を余儀なくされ、対象者の選定や心理教育実施のスケジュールの変更をおこなった。そのため研究全体の進捗は大幅に遅れてしまっている。当該年度においては倫理審査の承認を得て、対象者のリクルートを開始している。対象疾患患者の診療をおこなう部門の協力の下、目標症例数を今年度中に達成することを予定している。選定基準に即した対象者の紹介を受けたのち、同意説明によって対象者から同意が得られた順に、心理教育およびアウトカム評価を順次すすめていく。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
研究開始当初、新型コロナの影響によって計画の修正を余儀なくされ、対象者の選定や心理教育実施のスケジュールの変更をおこなった。特に、対象者のリクルートが想定通りに進まなかったことから進捗に遅れが出ている。
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今後の研究の推進方策 |
当初は、対象疾患の自助グループを介して対象者のリクルートを考えていたが、目標症例数の確保を推進するために、対象疾患患者の診療をおこなう部門の協力を得ることにしている。
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