研究課題/領域番号 |
19K19630
|
研究種目 |
若手研究
|
配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分58060:臨床看護学関連
|
研究機関 | 産業医科大学 |
研究代表者 |
沖 智子 (萩原智子 / 萩原 智子) 産業医科大学, 産業保健学部, 講師 (20746549)
|
研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2024-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
|
配分額 *注記 |
1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2021年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
|
キーワード | 肺がん / がん薬物療法 / 化学療法 / がん看護 / 看護教育 / 看護 / 薬物療法 / がん化学療法 |
研究開始時の研究の概要 |
日本における肺がん死亡率および罹患率は、喫煙者世代の高齢化に伴い増加傾向にあり、化学療法を継続しながら療養生活を営む肺がん患者が増加している。本研究代表者は、これまでに化学療法を継続する進行肺がん患者を対象に治療や療養生活における困難と対処を、その看護にあたる看護師を対象に看護上の困難や支援内容について明らかにし、化学療法を継続する進行肺がん患者の療養生活を支援するために必要な看護教育プログラムに含むべき内容を検討した。そこで本研究の目的は、先行研究の結果をもとに、化学療法を継続する進行肺がん患者の療養生活を支援する看護教育プログラムを作成し有効性を検証することである。
|
研究成果の概要 |
本研究は、化学療法を継続する進行肺がん患者の療養生活を支援するための看護教育プログラムの確定と評価を目ざした。文献検討およびがん化学療法看護認定看護師による化学療法を継続する進行肺がん患者への治療段階別の看護実践について面接調査を実施し、肺がん化学療法看護に必要なコンピテンシーの洗練化に取り組み、その概要について示唆された。研究参加者数が不足しているため、認定看護師への追加調査等、教育プログラム内容のさらなる探求と有効性の検証が継続課題である。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
今後、がん化学療法において熟練した看護実践能力を有する認定看護師による実践内容をふまえて、看護教育プログラムが作成されることにより、近年発展領域にある肺がん化学療法の治療段階に沿った質の高い看護支援が可能となる。また、進行肺がんで化学療法を受ける患者への看護において、質の高い看護職を育成していくことにも貢献できる可能性がある。
|