研究課題/領域番号 |
19K19656
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分58070:生涯発達看護学関連
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研究機関 | 日本赤十字看護大学 |
研究代表者 |
桐原 あずみ 日本赤十字看護大学, 看護学部, 非常勤助手 (20757158)
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研究期間 (年度) |
2020-02-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2021年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 子宮頸部異形成 / 継続的な受診 / 質的研究 / 看護支援 / 子宮頸がん / 異形成 / 継続受診 / インタビュー / 現象学 / 継続検診 / HPV |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、子宮頸がんへと移行するハイリスク群の方々の継続検診受診を行う体験をインタビューにて明らかにし、そこから子宮頸がんへと移行するハイリスク群を対象とした、継続検診受診の自己中断を予防するための看護援助の構築を目指して実施する。
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研究成果の概要 |
インタビューの分析から子宮頚部細胞診で異常が見られ、定期的に受診を継続している女性は、看護師と話す機会が少なく、相談するチャンスがあまりない現状が見えた。しかし定期的に受診を継続している女性は「看護師のほうから声が掛かったら話せるな」等、20~30歳代は周囲に健康に関する事柄の話しにくさなどから、看護師とのコミュニケーションのニーズを持っていた。しかし、看護師は忙しそう、自ら声をかけるほどではないという気持ちから、看護師から声をかけてほしいというニーズがあった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
日本ではHPVワクチン接種の接種率がまだ低い状況であり、HPVワクチン接種率が高い他国と同じように子宮頸部異形成の減少はまだ望めない状況である。そのため、20~30歳代の日本人女性が子宮頸部異形成が指摘された際に継続して受診が続けられるような看護支援を日本人女性のニーズに合わせて検討したことは意義がある。
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