研究課題/領域番号 |
19K19671
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分58070:生涯発達看護学関連
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
白石 三恵 大阪大学, 大学院医学系研究科, 准教授 (50632220)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2021年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 周産期 / 生活習慣 / 心理社会的要因 / 妊婦 / 産後 / 食事 / 身体活動 / 行動変容 |
研究開始時の研究の概要 |
多くの妊婦や産後女性では、疾病予防のために適切な栄養素摂取や身体活動状況にないなどの生活習慣上の問題を有している。生活習慣改善のための保健指導介入が必要であるが、有効な介入方法は確立されていない。介入方法の検討には、生活習慣改善に関する心理社会的要因などの促進・阻害要因、妊婦や産後女性が医療者に求める支援を考慮することが必要である。そこで本研究では、妊婦と産後女性の生活習慣や体重の変化への思い、生活習慣改善の促進・阻害要因、医療者に求める支援を明らかにする。また、医療者による妊婦や産後女性への栄養摂取や身体活動に関する保健指導内容を検討し、妊娠期・産後の保健指導介入マニュアルの作成を目指す。
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研究実績の概要 |
産後の女性を対象としたオンラインインタビュー調査を2021年7月から開始し、2022年度は、関西地区20名、九州地区5名のインタビュー調査を実施した。現在までに、関東、東北、関西、九州の4つの調査地区で、計61名のインタビューを終了した。インタビューデータは、新型コロナウィルス感染症パンデミックによる生活習慣への影響を受けた語りが多かったが、この視点も含めて分析することで、特異な社会的状況における妊産褥婦の生活習慣に関連する心理社会的経験を示すことができた。2022年度はインタビューデータの分析を進め、研究成果は、国際学会での発表5件、英文誌掲載1件「Psychosocial experiences related to dietary behavior of Japanese lactating women: a qualitative study」、和文誌掲載1件「初産婦のCOVID-19パンデミック下における妊娠中の外出行動の調整:質的記述的研究」で公表している。これらの研究結果は、妊娠中や産後の生活習慣を調整する背景についての理解を促し、保健指導の際に考慮すべき視点を提案するものである。また現在は、妊娠前の体格やボディイメージ、出産歴などにより異なる生活習慣の行動変容への思いや体重や体型に対する思いについて、様々な視点からさらに分析を進めている。現在、英文誌に2論文を投稿中であり、和文誌に2論文の投稿を準備中である。国内学会での発表も、1件予定している。 2023年度は、昨年度までのデータ分析で示された結果をより焦点化して分析するために、追加で数名のインタビュー調査を実施することを予定している。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
調査開始は大幅に遅れたが、研究開始後は概ね順調に進展している。
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今後の研究の推進方策 |
2023年度はインタビューの分析・論文執筆を引き続き進めるとともに、一部追加調査が必要であるため、同時進行で進める。 2論文を英文誌に投稿中、1論文を和文誌に投稿予定である。
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