研究課題/領域番号 |
19K19710
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
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研究機関 | 宮崎県立看護大学 |
研究代表者 |
高橋 秀治 宮崎県立看護大学, 看護学部, 講師 (40747292)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2021年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 壮年期 / 未婚 / 男性 / 生活習慣病予防 / 社会的支援 / 未婚男性 / 社会的ネットワーク / 壮年期男性 |
研究開始時の研究の概要 |
未婚男性の社会的ネットワークの内容と生活習慣病予防のためのセルフケア行動及びそれに対する保健師の支援内容を、農村部及び都市部在住の未婚男性と支援する保健師等への質問紙を用いた調査によって明らかにする。そこから、壮年期未婚男性への社会的ネットワークを基盤とした生活習慣改善支援モデルを開発し、保健師等による地域看護活動の充実を図り、壮年期男性のQOLの向上と健康格差の解消に貢献していきたいと考える。
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研究実績の概要 |
【概要】本研究の目的は、周囲とのつながりが少なく公衆衛生上のリスクの高い未婚男性の社会的ネットワークに焦点を当て、壮年期未婚男性の社会的ネットワークと生活習慣病予防のためのセルフケア行動や社会的つながり・支援を明らかにすることで、壮年期未婚男性の社会的ネットワークを活かした生活習慣改善支援モデルを開発することである。 【インタビュー調査】壮年期未婚男性の生活習慣病予防につながるセルフケア行動の実践・継続を目指した生活習慣改善支援モデル案(ver.2)の有用性・実用可能性を評価するため、壮年期未婚男性の生活習慣改善支援に関わる保健師にインタビュー調査を計画した。インタビュー調査の実施にあたり、研究協力候補者との調整を行い、インタビュー調査を開始した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
研究実施計画に沿って進めているが、当該年度内に予定していた調査が開始できていないため、「やや遅れている」と判断した。理由として、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の発生により、インタビュー調査協力候補先での新型コロナウイルス感染症流行に伴う業務量の増大により、協力を得ることが難しくなったため、新たに調査協力先の発掘などが必要となった。また、調査が遅れたため研究結果をまとめ学会発表や論文投稿するための費用についても次年度に繰り越しとした。
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今後の研究の推進方策 |
これまでに、文献レビュー及び壮年期未婚男性の質問紙調査から研究枠組みを設定し、支援モデル案を開発した。また、壮年期未婚男性への生活習慣改善支援経験の豊かな専門家への意見聴取をもとに、モデル案の適切性・内容妥当性の評価を行い、支援モデル案(ver.2)を作成した。今後は、支援モデル案に基づいた支援を試行的に実施することで、壮年期未婚男性の変化や反応からその有用性・実用可能性を評価していきたいと考える。
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