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ポケットエコーを用いた認知症高齢者の便秘ケアアルゴリズムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 19K19711
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
研究機関北海道医療大学

研究代表者

横川 亜希子  北海道医療大学, 看護福祉学部, 助教 (30708772)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2021年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2020年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2019年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
キーワード認知症高齢者 / 便秘 / 看護師 / アセスメント / アルゴリズム / ポケットエコー / 便秘ケア
研究開始時の研究の概要

本研究は、ポケットエコーを用いて認知症患者に対する便秘ケアアルゴリズムを開発し、その有効性を検証することを目的とする。
本研究の結果は、対象者が訴えることができない症状を客観的に捉えて、便秘を確実に判断することを可能とする。このことは、認知症患者に不要な摘便や浣腸を行うことなく、安全安楽な便秘へのケアを実施することが可能となることを示す。

研究成果の概要

本研究は,認知症高齢者に対するポケットエコーを用いた便秘ケアアルゴリズムを開発した.アルゴリズム開発に向け,第1に直腸の超音波画像と排泄された便のデータを収集した.その結果,便の性状と量を概ね良好な精度で予測できることを確認した.次に,看護師が認知症高齢者の便秘をどのようにアセスメントして,排泄の援助方法を決定しているか質的記述的方法を用いて明らかにした.看護師のアセスメントと援助方法の構造と,直腸の超音波画像を分析した結果を検討し,ポケットエコーを用いた便秘ケアアルゴリズムを作成した.

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究の成果は,認知症高齢者の便秘の判断や援助方法を決定する際の一助となる.アルゴリズムを活用することにより,直腸内の便を迅速・確実に発見し,認知症高齢者の便秘をいち早く取り除く援助を選択することを可能とする.このことは,便秘の悪化や持続に伴う身体的,心理的影響を最小限にすることにつながる.

報告書

(5件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書

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公開日: 2019-04-18   更新日: 2024-01-30  

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