研究課題/領域番号 |
19K19721
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
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研究機関 | 大阪医科薬科大学 |
研究代表者 |
寺口 佐與子 大阪医科薬科大学, 看護学部, 准教授 (30434674)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2021年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | リンパ浮腫 / リンパ浮腫評価モデル / 皮膚模型 / 在宅ケア / 訪問看護ケア / 在宅高齢者 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は,1)リンパ浮腫患者の皮膚表面の硬さとリンパの貯留状況の両側面を考慮したリンパ浮 腫Ⅱ期を定量的に評価後に,2)訪問での在宅看護ケア場面での活用に向けた「在宅ケアで活用できるリンパ浮腫評価モデル」の開発を目的とする。 本研究は,現在の曖昧な点があるⅡ期前期・後期のリンパ浮腫の程度をより簡便な方法により定量的に評価を試み、エコーなどの高価な医療機器を持たない人員不足にある訪問看護ケア場面の活用につながる。
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研究実績の概要 |
本研究は,リンパ浮腫患者の皮膚表面の硬さとリンパの貯留状況から最も評価が難しいリンパ浮腫Ⅱ期を定量的に評価し, 訪問看護ケア場面の活用に向けた「在宅看護ケアで活用できるリンパ浮腫評価モデルの開発」を目的とし、2021年度前半までにリンパ浮腫評価モデルを開発した。この皮膚模型モデルは、非常に簡便で在宅でも簡易的に使用できるメリットがあることが確認できた。一方で、評価者のリンパ浮腫評価の経験や対象者に1度きりの判定においては、評価者による誤差があることがわかった。これについては、在宅場面での使用前に教育的な介入をすることや、一度きりの評価ではなく、継続的に評価してその変化を確認する必要性があることがわかり、次のステップに活用することとした。 2021年度後半より,実際の在宅場面での活用を検討してきたが、Covid-19の感染拡大の影響を受け、研究者による在宅への訪問ができず検証ができていない。そのため、在宅訪問の研究協力者を通じて活用可能性についての聞き取りや、症例検討等を行った。次年度は、在宅訪問の許可が下りているため、具体的に在宅訪問場面で検証し、リンパ浮腫評価モデルを完成させる。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
リンパ浮腫評価モデルを在宅の場において検証する段階であるが、Covid-19の影響が持続し新規に研究者が在宅訪問できる状況になく、フィールドが確保できなかった。2023年5月より新規に許可を得ており、最終段階に向けて実施していく予定である。
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今後の研究の推進方策 |
2023年度は、在宅でのリンパ浮腫評価モデルの活用可能性を検討する最終段階にある。Covid-19の影響が少なくなってきたため、在宅訪問の許可がおり、具体的な日程調整段階にきている。研究者の人数を減らして訪問するなど感染対策を講じながら、計画を進めていく。
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