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高齢期社会的認知制御因子の可視化:加齢によるオキシトシン分泌能の評価

研究課題

研究課題/領域番号 19K19733
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
研究機関滋賀医科大学

研究代表者

片寄 亮  滋賀医科大学, 医学部, 助教 (20825963)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2025-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2021年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2020年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
キーワード高齢者 / 社会的フレイル / オキシトシン / 認知症 / 社会的認知 / 社会参加
研究開始時の研究の概要

高齢者はライフイベントをきっかけに社会との関係が希薄化し、社会参加に対して意欲的になれない精神的特性が知られている。その科学的な理由として、他者との関係構築や社会行動に必要な能力である社会的認知を制御する神経ペプチドのオキシトシン分泌能が加齢に伴い低下している可能性が考えられるが、未だに明らとなっていない。そのため本研究では、高齢者におけるオキシトシン濃度の分布を年齢、性、疾患、社会的背景別に記述することを目的とし、高齢者のオキシトシン分泌能の基礎的知見を構築する。さらにオキシトシン濃度と社会参加との関連を横断的に検討することを目的とする。

研究実績の概要

本研究は、高齢者におけるオキシトシン分泌能の基礎的知見を構築することさらに高齢者の血漿オキシトシン濃度と社会的フレイルとの関連に関する知見を蓄積 するために地域在住高齢者及び認知症専門外来受診高齢者を対象とした疫学調査を実施し、1)高齢者の血漿オキシトシン濃度の分布を年齢階級・性別・疾患別・ 社会背景別に明らかとすること、2)血漿オキシトシン濃度と社会参加状況との関連を横断的に評価することを目的としている。 2023年度は臨床フィールドでの調査実施に向けた調整を行い、調査実施に伴う調査準備(倫理審査委員会申請、調査書類・物品準備、オキシトシン測定の検査機関との調整、等)を実施した。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

COVID-19の影響により当初予定であった2020年度-2022年度のフィールド調査が中止となり、調査・データ収集に関して大幅な遅れが生じていることが理由である。これにより、本研究は遅れているとの判断に至った。

今後の研究の推進方策

2023年度に調査施設との調査に向けた調整が完了したことから、2024年度に調査を実施する。また収集した情報から解析可能なデータセットを作成し、本研究の目的である1)高齢者の血漿オキシトシン濃度の分布を 年齢階級・性別・疾患別・ 社会背景別に評価し、2)血漿オキシトシン濃度と社会参加状況との関連を横断的に評価する。

報告書

(5件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書

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公開日: 2019-04-18   更新日: 2024-12-25  

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