研究開始時の研究の概要 |
婦人科疾患患者は若年者に多く, 65歳未満患者は60%以上を占めるが, 年々高齢者(65歳以上)患者も増加している。高齢者の治療方針は年齢やperformance status(PS)で治療選択を行っているが, 客観性心身評価がほぼ行えていないのが現状である。フレイルには身体的要素・精神的要素・社会的要素の3つの要素が関わっていることが知られているが, 婦人科疾患患者のフレイルの頻度は知られていない。そこで治療前高齢者婦人科疾患患者の客観性心身評価(フレイル)把握するとともに, 治療後の副作用やQuality of life (QOL)も調査し,適切な医療提供を目的に研究を行う予定である。
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