| 研究課題/領域番号 |
19K19737
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| 研究種目 |
若手研究
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| 配分区分 | 基金 |
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小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
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| 研究機関 | 東京慈恵会医科大学 (2021-2023)
横浜市立大学 (2019-2020) |
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研究代表者 |
白谷 佳恵 東京慈恵会医科大学, 医学部, 講師 (40724943)
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| 研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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| 研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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| 配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2022年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2021年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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| キーワード | 卒煙 / ピアグループ / 結核 / COPD / PRECEDE-PROCEED Model / smoking cessation / peer group / smoking relapse / tobacco dependence / smoking habit / smoking motives / recovery / chronic care / group-based program / グループ / 依存 / PRECEDE-PROCEEDモデル / 禁煙 / グループ活動 / ケアシステム |
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| 研究開始時の研究の概要 |
継続的な喫煙者はCOPD及び結核等肺病のハイリスク者であるが，卒煙対策はニコチン代替療法及び心理的依存へのプログラムに関する研究が進む一方で，喫煙を振り返り‘卒煙しよう’とする行為への動機づけに関する研究は少なく，実践に活用できるよう蓄積していく必要がある．本研究では喫煙者へのCOPD・結核等肺病疾患予防及び重症化予防として，卒煙グループを適用した介入研究を行い，評価することを目的とする．文献検討及びインタビューにより卒煙プログラム案を作成し，フォーカスグループディスカッションによりプログラム案を検討，モデル地域での実施及び評価を行い，卒煙プログラムを開発し普及を図る．
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| 研究成果の概要 |
本研究の目的は、喫煙者へのCOPD・結核等肺病疾患予防及び重症化予防のためのグループ卒煙プログラムの開発であり、専門家へのインタビュー及び呼吸器疾患療養支援（DOTS）を受療する地域結核療養者への自由記述式質問紙調査により、喫煙の習慣化から疾患の発病及び療養の経験、ケアの阻害・促進要因、ケアのアウトカムが記述され、地域療養支援のための示唆が得られた。
また習慣的喫煙者における喫煙・生活・心理状況及び身体機能計測の実態調査、予備的卒煙プログラムの実施ならびに実施後グループインタビュー、卒煙介入内容に関する文献検討、習慣的喫煙者へのインタビューにより、卒煙プログラムに必要な要素を確定した。
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| 研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では喫煙の開始から習慣化、慢性症状の出現及び療養、禁煙への試みに関する経験ならびにニーズについて、また慢性疾患を有する者への療養支援に必要な要素について、定量調査、定性調査、文献検討により検討した。習慣的喫煙すなわちニコチン依存の療養は、他の物質異存に伴う症状や慢性疾患の闘病と同義と考えられ、本研究示唆を応用することができ学術的意義を有する。
また喫煙による社会経済及び個人のQOL障害期間の侵襲は計り知れず、個人に対する薬理学的療法、認知行動療法の研究が進展する中で、喫煙当事者個人のみならず近親者、帰属組織を含めた総合的な視点による示唆が得られた点として、社会的意義も有する。
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