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要介護高齢者の社会貢献による生きがいづくりを推進する看護実践モデルの開発

研究課題

研究課題/領域番号 19K19769
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
研究機関沖縄県立看護大学

研究代表者

砂川 ゆかり  沖縄県立看護大学, 看護学部, 助教 (00588824)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
キーワード要介護高齢者 / 社会貢献 / 看護実践 / ケアリング / 看護実践モデル / 生きがい
研究開始時の研究の概要

要介護高齢者は、老いと要介護状態であるという強みを活かし、関係者のためだけでなく、地域のためにも社会貢献できる存在であることを示してきた。このような要介護高齢者は、自主的に社会貢献をしていたが、社会貢献のためには支援の必要な要介護高齢者も存在していた。生きがいを共に創り、高め合うことができる“地域共生社会”の実現のためには、看護職者の介入により要介護高齢者の強みを活かした社会貢献を発掘し、推進することが必要であると考える。看護職者の介入により要介護高齢者の社会貢献をみいだす看護実践モデルの開発に挑戦する。

研究成果の概要

本研究の目的は、要介護高齢者の社会貢献への支援を行い、その関わりにおけるケアリングから、要介護高齢者の社会貢献による生きがいづくりを推進する看護実践モデルを開発することである。導かれた看護実践モデルは、看護師は【苦悩に寄り添い共揺れ】することにより信頼関係を得ることを出発点としていた。そして、【真のニーズを捉える感受性】を研ぎ澄まし、【取り巻く人々の力を借り実践の継続】をすることでその人らしさを見いだし、【当事者は実践を磨く協奏者】として共にケアを創造するという、らせん状の発展段階を得て、社会貢献への意思の表出につなぐものであった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

研究成果の意義は、要介護高齢者が社会貢献できる存在であることを実証的に示した点である。そして、看護職者の活躍の場が要介護高齢者の治療の場だけでなく生活の場まで広がっている今、看護職者が従来の看護実践に加え、要介護高齢者の社会貢献をも支援できるよう、要介護高齢者の社会貢献への支援を推進する看護実践モデルを示した点である。

報告書

(5件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2022

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] 要介護高齢者の社会貢献を推進する看護実践に大切なもの -“接面”の概念を活用して-2022

    • 著者名/発表者名
      砂川ゆかり、田場由紀、山口初代、光来出由利子、大湾明美
    • 学会等名
      日本老年看護学会第27回学術集会
    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
  • [学会発表] 要介護高齢者の社会貢献を推進する看護実践に大切なもの2022

    • 著者名/発表者名
      砂川ゆかり 田場由紀 山口初代 光来出由利子 大湾明美
    • 学会等名
      日本老年看護学会第27回学術集会
    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書

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公開日: 2019-04-18   更新日: 2024-01-30  

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