研究課題/領域番号 |
19K19878
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分59010:リハビリテーション科学関連
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研究機関 | 東北文化学園大学 |
研究代表者 |
阿部 玄治 東北文化学園大学, 医療福祉学部, 助教 (60758118)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 肩こり / 磁気刺激 / 電気刺激 / 棘上筋 / 運動イメージ / 末梢神経磁気刺激 / 筋緊張 / 皮質脊髄路 / 超音波画像診断 / 血流量 / 皮質脊髄路興奮性 / 筋硬度 / 主観的感覚 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は肩こり有訴者の脳の活動を皮質脊髄路の興奮性から検討し,筋の硬さや肩こりの主観的感覚との関係を明らかにする。さらに皮質脊髄路の興奮性を低下させ,広範囲且つ深層の神経線維の脱分極が期待できる末梢への反復磁気刺激を肩こり有訴部位に長期間行った際の効果を,皮質脊髄路の興奮性,筋の硬さ,および肩こりの主観的感覚から検討する。以上より,神経の興奮性からみる肩こりの病態の解明と,その変容を目的とした治療効果の検証を行う。
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研究成果の概要 |
磁気刺激と電気刺激による痛みをそれぞれの刺激で誘発される運動を基準に比較し,疼痛における磁気刺激の優位性を明らかにした。次に磁気刺激によるリアルタイムな筋収縮の程度を超音波画像診断装置を用いて観察し,磁気刺激が深層に位置する筋の収縮も誘発できていることを確認した。 磁気刺激による肩こりへの効果を検証できなかったが,電気刺激による肩関節運動を検証し,肩こりに関与する深層筋の誘発を電気刺激でも引き起こせる可能性があることを示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
末梢に特化した磁気刺激装置は,近年開発された機器である。磁気刺激と比べて小さい痛みでより深層の筋を刺激することが期待できる。本研究成果より,磁気刺激は電気刺激よりも被験者にもたらされる疼痛が低いことを示した。また超音波画像診断装置を用いて磁気刺激中の筋収縮をリアルタイムに観察したことで,磁気刺激による刺激が深層の筋にも刺激効果をもたらすことを示した。
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