研究課題/領域番号 |
19K19934
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分59010:リハビリテーション科学関連
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研究機関 | 西九州大学 |
研究代表者 |
植田 友貴 西九州大学, リハビリテーション学部, 講師 (90647463)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2022年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2021年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 人工呼吸器 / 嚥下 / 呼吸 / 神経・筋疾患 / 嚥下障害 / 経口摂取 |
研究開始時の研究の概要 |
神経・筋の難病(筋萎縮性側索硬化症や筋ジストロフィー)の方は,呼吸が難しくなると人工呼吸器を装着します.人工呼吸器装着後は長期間に渡って口から食べられる方と,食べられなくなる方がいます. 本研究では,人工呼吸器の装着が嚥下(飲み込み状態)に与える影響について,心身に負担をかけない手法(非侵襲的手法)を用いて分析することで,安全に口から食べられる(経口摂取できる)要因を明らかにすることを目的としています.
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研究実績の概要 |
本研究では,人工呼吸器装着前後の呼吸嚥下パターンの変化と,その変化が経口摂取可否に及ぼす影響を調査することで,人工呼吸器を装着しながらも安全に経口摂取可能な要因を明らかにすることが目的である.収集するデータは,一般的に用いられる,嚥下機能検査だけではなく,人工呼吸器装着による要因を評価するために,呼吸機能と嚥下機能の関連に焦点を当てデータ解析を行う.使用する計測機器は研究代表者が科研費の補助を受けて開発したオリジナルのものである(課題番号25871010.若手研究B).またセンサ類に関してもオリジナルのセンサと市販センサを併用することで検出精度を高めている.データ収集及び解析ソフトに関しては.National Instruments社のLabVIEWを使用しオリジナルで開発した物である.なお,計測機器及びプログラムの精度についての検証も終えている. 初年度は各研究協力施設への研究協力の承諾及び倫理審査の手続きを進めた.研究協力施設については随時追加依頼を行っているが新型コロナの影響もあり事前相談に留めている. 初年度末より新型コロナの影響もあり,遠方の協力施設への出張取り止めが生じている.そのため,追加のデータ収集ができていない状況であるため,令和2年度はこれまでに収集したデータの解析,オリジナルの計測・分析プログラムの改修を中心に実施した. 「非侵襲的呼吸嚥下評価システム」の検査精度向上のための基幹プログラムの調整については,検出精度の向上と分析精度の向上を目標にreprogrammingを行っている.
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
初年度までに複数名の症例データの収集が行えていたこと,令和2年度にそれらのデータ解析を進めていることから,概ね順調に推移していると考える.
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今後の研究の推進方策 |
現在までに研究計画の変更や,研究進捗を妨げる要因はないため,当初の予定通り研究を遂行していきたい.しかし,報告書作成時点では新型コロナの影響によりデータ収集が行えていない状況である.そのため,今後の新型コロナの状況によっては,データ収集方法の再検討も模索する.また,「非侵襲的呼吸嚥下評価システム」のアップデートも検討していく.同時に,研究協力施設の追加も進めていく.
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