研究課題/領域番号 |
19K19949
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分59020:スポーツ科学関連
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研究機関 | 名桜大学 |
研究代表者 |
平野 貴也 名桜大学, 健康科学部, 教授 (50412870)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | スポーツイベント / イメージフィット / サービスクオリティ / 行動意図 / バーチャルイベント / 観戦者 / イベント満足度 / 開催地への愛着 / スポンサーフィット / 冠スポンサー / イベントフィット / 主催者 / 都市ブランディング |
研究開始時の研究の概要 |
国際的スポーツイベントの開催がイベント開催都市にどのような影響を及ぼすのか検討するために、スポーツイベントの観戦者を対象にアンケート調査を実施する。 イベント開催都市とスポーツイベントのイメージフィットを測定する尺度を作成し、スポーツイベント満足度および都市イメージとの関連、都市ブランディングに及ぼす影響を検証する。さらにスポーツイベントの開催に伴って実施される開催都市に対するブランディングの取り組みが都市ブランドにどのような影響を及ぼしているのかを明らかにする。
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研究成果の概要 |
本研究では、国際的スポーツイベントの観戦者、参加者を対象に調査を行い、その結果から、スポーツイベントのサービスクオリティを測定する尺度を作成し、イメージフィット、スポーツイベント満足度との関連、都市ブランディングに及ぼす影響を検証した。その結果、継続的なイベントの開催に向けて開催都市とスポーツイベントのイメージを合致させる取り組みを行うことが有効であると考えられた。さらに、開催都市へのイメージフィットを高めていくためにイベント主催者は、観戦者の特性を考慮しつつ、イベント開催の目的に応じて運営サービスの提供を行っていく必要性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近年、全国各地でスポーツイベントが開催され、地域活性や地域創生に活用されている。継続的なスポーツイベント開催のためには参加者の満足度とともに、地域社会への便益を高める必要がある。本研究の調査から得られた開催都市へのイメージフィット、サービスクオリティ、行動意図を高めるためにどのような行動を行うかといった研究成果は学術的意義があり、観戦者の特性(観戦回数、競技愛着、地域愛着など)に応じたイベントの運営やイメージ戦略を行っていくことは、今後の自治体やスポーツ関連組織が開催するスポーツイベントの活性、スポーツツーリズム人口の拡大に向けて活用が期待されるという社会的意義がある。
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