研究課題/領域番号 |
19K19960
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分59020:スポーツ科学関連
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研究機関 | 南山大学 |
研究代表者 |
飯田 祥明 南山大学, 理工学部, 准教授 (40711172)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2022年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2021年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2020年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | フィードバック / バスケットボール / 動作安定性 / 教育工学 / マーカーレス / モーションキャプチャ / スポーツ動作 / 深度センサー / スポーツバイオメカニクス / 動作フィードバック / 動作分析 / バイオメカニクス / フリースロー / 個人パターン / 指導現場 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は「研究・指導現場に普及可能で、個人の特徴に応じたフィードバックが可能な動作分析システムの構築」を目的とし、以下の3つの課題への取り組みを計画している。 ① 簡易動作分析センサーKinectを用いて精度の高い動作データを取得する方法の検討 ② 標準動作および個人動作パターンを即時的にフィードバックできるシステムの構築 ③ 構築したフィードバックシステムを用いた介入実験 本研究によって多くの指導者が動作分析を指導に活用できるようになり、指導法に大きな革新をもたらし、大規模な動作分析研究を推進できる可能性も広がると期待される。
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研究実績の概要 |
2023年度における本研究の主な実績は、フィードバックシステムに使用する動作分析ツールの候補として、スマートフォンで撮影分析が可能なSplyza motionの評価を行ったことである。 具体的には、バスケットボールのシュート動作をスマートフォンのスローモーション機能で撮影し、算出されたキネマティックデータの精度を確認した。その結果、これまでに精度検証をおこなったPosecapと同様に、股関節、膝関節、足関節、肩関節の角度データは比較的正確に取得でき、肘関節と手関節は欠損や位置の取り違えデータが多いことが示された。 今後はスマートフォンでより簡便に計測ができるSplyza motionを用いたフィードバックシステムの構築とフィードバック実験を実施していく。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
コロナ禍で研究が計画通り進められなかったため、その後研究協力者との実験実施が難しい状況が続いているため。
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今後の研究の推進方策 |
今年度は、フィードバックシステムの効果を検証する実験を推進する一方、これまでに得られた知見をまとめた論文を発表する予定である。
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