• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

感覚代行により心身に障害を持つ人の運動理解と学習を支援する水泳訓練手法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 19K19973
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分59020:スポーツ科学関連
研究機関筑波大学

研究代表者

廣川 暢一  筑波大学, システム情報系, 助教 (60746303)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
キーワード感覚代行 / 運動学習支援 / 協調運動 / ウェアラブルデバイス / バイオフィードバック / 水泳 / 学習支援 / ウェアラブル
研究開始時の研究の概要

本研究では,障害等により喪失・減弱した感覚様相を別の感覚様相で補う感覚代行(Sensory Substitution)というアプローチを用いて,従来の指導方法による水泳訓練が困難な学習者による複雑な運動の直感的な理解や,それに基づく運動学習を支援する手法の確立と実証を行う.
ここでは,『心身に障害を持つ人の全身多自由度の運動の理解および学習を,人工的な感覚代行により補完・促進できるか?』という学術的問いに基づき,水中での着用者の全身運動の計測および実時間での感覚刺激提示を可能にする着用型機器の開発を目指す.

研究成果の概要

本研究は,障害等により運動・感覚機能に障害を持つ人々の運動学習を,喪失・減弱した感覚様相を別の感覚様相で補う感覚代行により支援することを目的として,全身の複雑な協調運動の学習に資する他者の運動理解および自己身体へのマッピングを促進するような装着型デバイスの開発および代行感覚の提示技術の提案を行なうものである.ここでは,水泳や陸上競技を対象として,装着者の動きを阻害しない柔軟・軽量な装着型運動計測装置の開発を行うとともに,開発した機器による実時間情報フィードバックが運動学習に及ぼす影響について実験により検証を行なった.

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究により,スポーツなど全身を有機的に協調させることが重要となる運動を学習する際に,提案する外部機器を用いた定量的な運動計測とそれに基づく運動状態の評価,および学習者への日間情報提示により,学習者本人では直感的に理解が困難な状況においても自身の運動状態に関する理解や改善方法への手がかりとなる情報が提供されることによって,学習を促進することができる可能性を示すことができた.

報告書

(3件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2019

すべて 雑誌論文 (1件) (うちオープンアクセス 1件)

  • [雑誌論文] Developing intelligent technologies to empower human capabilities of learning2019

    • 著者名/発表者名
      Hirokawa Masakazu
    • 雑誌名

      Impact

      巻: 2019 号: 4 ページ: 64-66

    • DOI

      10.21820/23987073.2019.4.64

    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
    • オープンアクセス

URL: 

公開日: 2019-04-18   更新日: 2022-01-27  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi