研究課題/領域番号 |
19K19982
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分59020:スポーツ科学関連
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研究機関 | 目白大学 |
研究代表者 |
前鼻 啓史 目白大学, 人間学部, 専任講師 (00803636)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | アンプティサッカー / 体力テスト / 競技パフォーマンス / トレーニングガイド / 障害レベル / 大腿切断 / 下腿切断 / 障害クラス / スプリントテスト / 試合分析 / 心拍応答 / フィジカルテスト / フィジカルフィットネス / フィールドテスト / バッテリーテスト / 下肢切断者 / 障害者スポーツ / トレーニングガイドライン / トレーニングプログラム |
研究開始時の研究の概要 |
2020年東京パラリンピック競技大会を目前に控え、我が国の障害者スポーツにおけるスポーツ医科学的視点を取り入れた競技普及は喫緊の課題である。本研究の目的は、アンプティサッカー競技者の多種多様な趣向に対応するべく、①フィジカル測定ガイドラインを作成のもと、②フィジカルテストを用いて障害クラス別の残存体力を定量的に評価し、③客観的指標に基づく体力の維持および競技力の向上をはかるトレーニングプログラムに関する検討を通じて、“トレーニングガイドライン”を創出することである。
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研究成果の概要 |
本研究はアンプティサッカーを題材とした最新の先行研究を多領域にわたって調査し、体力テストにおける定量的評価方法に関する知見を各種集約しフィジカル測定ガイドラインを作成した。アンプティサッカー競技者を対象としたフィールドプレイヤーの障害クラスの精査とともに各種フィールドテストおよび競技中の移動様相と心拍応答に関する障害クラス別およびポジション別の分析を通じて適正なパフォーマンスの参考値を取得し、アンプティサッカー競技者の二次障害の予防、基礎的な競技力の構築のためアンプティサッカー トレーニング・ガイドブックを作成した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、アンプティサッカーをモデルに体力テストおよびトレーニングに関するノウハウを客観的指標に基づき有形化し、スポーツ医科学的視点を取り入れた競技普及に関する先進事例として研究成果を国内外へ還元し、障害者サッカーをはじめ障害者スポーツの有機的な発展に寄与するものである。なお本研究で示した参考値は障害クラスに応じた適正なパフォーマンスの基準として最適なプレーモデルおよびトレーニングプランの立案に使用できる可能性が示唆される。
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