研究課題/領域番号 |
19K20002
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分59020:スポーツ科学関連
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研究機関 | 茨城県立こども病院(小児医療・がん研究センター) |
研究代表者 |
林 立申 茨城県立こども病院(小児医療・がん研究センター), 小児医療研究部門, 研究員 (00752510)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 小児肥満 / メタボリックシンドローム / 運動療法 / アディポカイン / 慢性炎症 / 小児メタボリックシンドローム / 炎症マーカー / 凝固線溶 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は肥満学童に対して低密度の集団運動療法を組み込んだ介入プログラム(週1回、3か月間)を行い、メタボリックシンドローム関連の血液指標、動脈硬化度、酸化ストレス値、心肺機能などの変化を包括的に解析し、その結果に基づき効果的かつ日常診療で実行可能な予防方法を確立することを目的とする。
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研究成果の概要 |
肥満小児に対して日常診療でも遂行可能な短期間、低密度の集団運動療法を組み込んだ介入プログラムを実施した。介入前後で対象者の身体計測値、メタボリックシンドローム関連の血液指標を解析し、また従来通りの介入(コントロール群)との比較検討を行った。 低密度、短期間の運動介入であっても肥満児童の運動習慣改善が促され、コントロール群と比較して肥満をはじめとするメタボリックシンドローム関連因子の有意な改善が認められた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は肥満小児に対して短期間で低密度、日常診療ベースで実施可能な介入プログラムを構築した。短期間であっても肥満児童の運動習慣(運動時間)の改善が促され、肥満をはじめとするメタボリックシンドローム関連因子を改善させる効果があった。小児~成人期の健康向上に役立つと考えられる。
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