研究課題/領域番号 |
19K20025
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分59020:スポーツ科学関連
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研究機関 | 大阪医科薬科大学 |
研究代表者 |
神谷 訓康 大阪医科薬科大学, 医学部, 講師 (90780073)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
中途終了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2021年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | サルコペニア / 神経筋接合部 / 運動介入 / 地域在住高齢者 / 運動 |
研究開始時の研究の概要 |
サルコペニアの発生機序は複雑だが、筋力や筋量低下に先立って生じる可能性が高い神経筋シナプスの形態変化が注目されている。運動はアグリン分解を抑制すると考えられているが、ヒトを対象とした報告では、運動による血中CAF値低減効果について見解が一致していない。その原因は、対象者数が少ないことや、運動プログラムの完遂率が低いことが挙げられる。本研究の目的は、十分な数の対象者に対して完遂率の高い運動プログラムを採用したランダム化比較試験で得られたデータ及び血清検体を活用し、運動の血中CAF値低減効果を明らかにすることである。
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研究成果の概要 |
加齢に伴う筋肉減少の原因の1つに、筋肉と神経との接続部分の異常があり、接続部分の異常が生じると、血中にアグリン分解産物(CAF)が増えると考えられている。本研究では、一般高齢者を2グループに分け、片方には筋肉量の維持・改善に効果的とされる運動を実施し、もう片方の運動を実施しないグループと比較することで、運動が血中CAF濃度低下に影響するか否かを検討した。その結果、運動を実施したグループでも、実施しなかったグループでも、運動期間の前後で測定した血中CAF濃度に明らかな変化を認めなかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまでに運動による血中CAF濃度の変化を検討した報告は、対象とする人数が少なかったり、運動の実施率が低い等の課題があり、一致した見解が得られていなかった。本研究では、対象とした男女計179名の内、体力や生活習慣病予防に効果的とされる運動を実施した割合が92%と高率であり、先行研究と比べて確度の高い結果を提示したものと考えられる。
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