研究課題/領域番号 |
19K20053
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分59020:スポーツ科学関連
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研究機関 | 関東学院大学 |
研究代表者 |
青柳 健隆 関東学院大学, 経済学部, 准教授 (80772970)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | パーソナルコーチング / 人材育成 / 指導者養成 / 人的資源開発 / 自己基盤形成 / 自己理解 / スポーツ教育 / 質的研究 / コーチング / 運動部活動 / ワークライフバランス / 成長 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、目標達成を目指して自発的な行動を支援する「コーチング」を研究対象とする。コーチングはビジネス分野を中心に発展してきたが、スポーツの指導にも応用可能なものである。しかし、実践が先行し、研究が遅れている。本研究では「コーチングとは、つまりどのような営みなのか」、「コーチングにおいて、何がどう作用するのか」という問いに迫るため、インタビューや参与観察といった質的研究手法を用いてコーチングの本質と効果を探索する。
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研究成果の概要 |
受け手の目標達成に向け、対話によって気づきや学び、自発的な行動を引き出す関わり方であるパーソナルコーチングについて、その機能プロセスをモデル化した。また、プロセスの要点である自己理解度・自己一致感の評価尺度を開発した。さらに、「コーチング科学研究所」を設立し、研究会や事例報告の収集に取り組んでいる。また、研究成果を基にコーチングマニュアルを作成し、学生や社会人、アスリートに向けた実践や教育を行っている。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
パーソナルコーチングは実践が先行し、研究が十分に行われてこなかった。そこで本研究では、科学的な手法によってパーソナルコーチングを捉え直すことに取り組んだ。なかなか全容の見えづらかったパーソナルコーチングについて、論文という形で整理・公表したことに学術的意義を有する。また、パーソナルコーチングに対する疑問が解消され、信頼感が増し、実践者やコーチングの恩恵を受ける者が増えれば、それが社会的意義である。
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