研究課題/領域番号 |
19K20092
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分59030:体育および身体教育学関連
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研究機関 | 同志社大学 |
研究代表者 |
高木 俊 同志社大学, スポーツ健康科学部, 助教 (80735415)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 胸部 / レジスタンス運動 / 筋内低酸素化 / 筋肥大 / 筋力 / 中心循環 / 筋活動量 / 呼吸効率 / 規定要因 / 筋発揮張力維持スロー法 / 個人差 / 大胸筋 / 若年男性 / 体幹部 / レジスタンストレーニング / 筋厚 / 筋持久力 / 筋酸素動態 / スロートレーニング / 骨格筋酸素ダイナミクス / 筋活動 / 部位差 / 協働筋 |
研究開始時の研究の概要 |
レジスタンス運動中の筋内低酸素化およびその後の血流変化は、骨格筋の増量と関連する可能性がある。本研究課題では胸部を対象としたレジスタンス運動中の筋内低酸素化における規定要因の解明を目指す。動作による個人差を極力排除した上で、レジスタンス運動中の胸部における筋内低酸素化と局所性要因(筋活動・協働筋における循環・代謝)および全身性要因(心機能・エネルギー代謝)の関係を検討する。
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研究成果の概要 |
本研究では、胸部を対象としたレジスタンス運動中の筋内低酸素化とトレーニング効果(筋厚・筋力)の関係を若年成人において検討した。その結果、若年成人男性においてはレジスタンス運動中の筋内低酸素化が8週間のレジスタンストレーニングによって亢進し、筋内低酸素化の亢進とトレーニング効果(筋厚・筋力)との間に関連が確認された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
社会の高齢化や不活動化の進行により、生涯にわたる筋量の維持・増大とその機序の解明は喫緊の課題であり、若年期から筋量増大は将来の筋量の維持に対して有効である。胸部のレジスタンス運動中に筋内低酸素化の亢進がトレーニング効果(筋量・筋力)と関連した本研究の結果は、胸部の筋肥大・筋力向上における筋内低酸素化の重要性およびレジスタンス運動の効率化において筋内低酸素化をモニターする有用性を示唆している。
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