研究課題/領域番号 |
19K20098
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分59030:体育および身体教育学関連
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研究機関 | 鳥取大学 (2021-2022) 独立行政法人日本スポーツ振興センター国立スポーツ科学センター (2019-2020) |
研究代表者 |
斎藤 辰哉 鳥取大学, 医学部, 助教 (60758085)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 飲料摂取 / 運動前 / 脱水 / 運動パフォーマンス / 暑熱環境 / 持久性運動能力 / 一致タイミング能力 / 選択的運動強度 / 運動 / パフォーマンス / 脱水予防 / 自転車運動 |
研究開始時の研究の概要 |
運動時の体温上昇に対する対策は様々なものがあり、その中の一つに飲料摂取がある。飲料摂取は、日常生活からアスリートまで多くの場面において活用することができるが、運動前の飲料摂取の重要性についての認知度は低いものと考える。そのため、本研究は、運動前飲料摂取が運動時の脱水予防および運動パフォーマンスに及ぼす影響を明らかにすることを目的とする。
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研究成果の概要 |
本研究は、運動前飲料摂取が運動時の脱水予防および運動パフォーマンスに及ぼす影響を明らかした。脱水予防については、少量(400ml)の運動前飲料摂取に着目した結果、脱水リスクの軽減に繋がることが明らかになった。また、中立温度の飲料に着目し、摂取タイミングの違いが暑熱環境下における運動パフォーマンス(持久性運動能力)に及ぼす影響について検討した結果、運動時の持久性運動能力には、中立温度飲料の摂取タイミングの違いによる影響はみられない可能性が考えられた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
運動時は運動中の飲料摂取だけではなく、運動前から摂取を実施する必要があるが、運動前の飲料摂取の重要性についての認知度は低いものと考える。本研究では、少量(400ml)の運動前飲料摂取に着目した結果、脱水リスクの軽減に繋がることが明らかとなった。このことは、日常生活からアスリートまで多くの場面において活用することができ、安全な運動環境の周知に寄与するものと考える。
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