研究課題/領域番号 |
19K20102
|
研究種目 |
若手研究
|
配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分59030:体育および身体教育学関連
|
研究機関 | 松江工業高等専門学校 |
研究代表者 |
一箭 フェルナンド・ヒロシ 松江工業高等専門学校, 人文科学科, 准教授 (30736913)
|
研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
|
配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2021年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
|
キーワード | プライメトリックエクササイズ / 体育授業 / 体力向上 / ウォーミングアップ / トレーニング / 即時効果 / プライオメトリックエクササイズ / 即時的効果 |
研究開始時の研究の概要 |
プライオメトリックスエクササイズ(以下;PEと略す)はパワーを増大させるトレーニングとして用いられている.しかし,高強度で高い技術が必要とされているため,体育授業への応用は進んでいない.本研究では,「思春期後期(15歳~17歳)の生徒を対象に超短期間および長期間に渡って体育授業にPEを行い,体力や身体に及ぼす影響を解明」すること,および「PEをウォーミングアップの一環として行うための運動プロトコルの開発」を目的とする.体育授業でPEを超短期間や長期間に渡って実施することにより,パフォーマンスおよび身体に及ぼす影響ついて明らかにすることは,体力向上を目的とした体育授業の基礎的知見になりうる.
|
研究成果の概要 |
本研究では思春期後期の生徒を対象に体育授業でプライオメトリックエクササイズ(以下;PEとする)を行い,体力や身体に及ぼす影響を解明することを目的とする.週に1回の体育授業で導入することにより,跳躍力および走力の向上がみられた.また,体育授業のカリキュラムとして行った100m走測定および走幅跳の記録の向上に貢献することができた.以上のことから,週に1回の体育授業でPEを行うことにより,体力の向上につながることが示唆された.
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
週に1回の体育授業でPEを行うことにより,跳躍力および走力の向上がみられた.また,体育授業のカリキュラムとして行った100m走測定および走幅跳の記録はPEを行ったグループの方が高い値となっており,ジャンプトレーニングを行うことによって,記録の向上につながったといえる.これらのことから体育授業でジャンプトレーニングを行うことは跳躍力および走力を大きく向上させ,かつ体育授業内で取り入れる実技種目に好影響を及ぼすことが示唆された.
|