研究課題/領域番号 |
19K20108
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分59040:栄養学および健康科学関連
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
長谷川 陽子 東京大学, 医学部附属病院, 栄養士 (30837638)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2022年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2021年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 食事栄養指導 / 糖尿病 / データベース / 栄養指導 / 食事療法 / データベース研究 / 肥満 / サルコペニア / データース研究 |
研究開始時の研究の概要 |
近年の糖尿病患者の高齢化や食習慣の多様化に伴い、「食品交換表を用いた適切なエネルギー管理」や「腎機能低下に対するたんぱく質制限」といった従来の画一的な食事栄養指導では十分な指導が困難となっている。そこで、個々の糖尿病患者に応じたテーラーメイドの食事療法を可能にするための食事栄養指導アルゴリズム開発を最終目的として、まず、糖尿病患者の臨床、食習慣等に関する経時的情報を収集しデータベースを構築する。次に、完成したデータベースを用いて、糖尿病患者における食事療法の実態調査及び腎機能障害を有する高齢糖尿病患者における最適な食事療法を検討し、得られた結果から食事栄養指導アルゴリズムを立案する。
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研究成果の概要 |
個々の糖尿病患者の病態や食習慣に最適な食事栄養指導を検討するため、本研究課題では、臨床、食習慣、栄養摂取量等の情報を統合した糖尿病患者の臨床・食事に関する情報をデータベース化するシステムを構築し、糖尿病患者における食事療法の実態を明らかにした。また、消化器疾患や循環器疾患などを併存する糖尿病患者における食事栄養指導についても検討した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
糖尿病患者は増加の一途を辿っており、食事療法はその治療の根幹を成している。一方で、高齢化や食習慣の多様化に伴い、画一的な食事栄養指導では十分な指導が困難となっている。本研究では患者一人ひとりの食習慣や病態に即した食事栄養指導の提案につながることから、糖尿病患者へより良い栄養ケアを提供するための一助となると考える。
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