研究課題/領域番号 |
19K20240
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分60050:ソフトウェア関連
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研究機関 | 京都工芸繊維大学 |
研究代表者 |
崔 恩瀞 京都工芸繊維大学, 情報工学・人間科学系, 助教 (90755943)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 類似ソースコード / テストコード自動生成 / ソフトウェア品質 / ソースコード再利用 / ソフトウェア工学 / コード検索 / テストコード生成 |
研究開始時の研究の概要 |
ソフトウェアのリリースにあたって,ソフトウェアが仕様書通り実装されているかを確認する,あるいは不具合を発見および除外をするためにソフトウェアテストを行うことは不可欠である.しかし,ソフトウェアテストを行うためには,仕様書およびテスト対象のソースコードを正しく理解する必要があり,開発者がテストコードを手作業で記述し作成することはソフトウェア開発の全体の時間およびコストの増加を招く可能性がある.この問題を解決するため,本研究では類似ソースコード検索を用いた単体テスト用のソースコードの自動生成を行う環境を提案し,有効性を評価する.
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研究成果の概要 |
本研究では,任意のテストメソッドを実行可能性を保ちつつ自動的に移植できる手法および条件を考察した.さらに,その考案に基ついてJavaで開発されたオープンソースソフトウェアを調査し,テストコードの再利用元として使用できるリポジトリが1,862件存在することやほとんどのテストコードはテスト対象のコードにたかだか2つの依存関係しか持たないことを明らかにした.また,調査結果に基づいて類似ソースコード検索を用いたテストコード自動生成環境の構築し.本環境の有効性を評価した結果,本環境を利用した結果,本環境を用いて作成したテストコードはテストすめるの数が少なくて品質が高いことがわかった.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本環境を用いることで,開発者はテストコードを再利用し,テストコードを生成することで,開発者が理解しやすいかつ高いカバレッジを持つテストコードを生成できると期待される.また,本緩急を使用することで開発者がより迅速にテストを実施できる.最後に,テストコードの再利用と自動生成により,ソフトウェアの品質向上が期待できる.
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