研究課題/領域番号 |
19K20269
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分60070:情報セキュリティ関連
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研究機関 | 北海道大学 (2022) 京都大学 (2019-2021) |
研究代表者 |
曹 洋 北海道大学, 情報科学研究院, 准教授 (60836344)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2021年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 差分プライバシ / 時空間データ / differential privacy / spatiotemporal privacy / プライバシー保護 / location privacy / data correlations / Differential Privacy / spatiotemporal data / 差分プライバシー / 位置情報プライバシ |
研究開始時の研究の概要 |
We study how to properly achieve DP under spatiotemporal correlations and aim to holistically tackle this issue by assessing the privacy risk, enhancing the privacy guarantee, and formalizing the theoretical properties of DP under spatiotemporal correlations.
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研究成果の概要 |
差分プライバシーは、プライバシー標準として広く研究・展開されています。本プロジェクトでは、時空間データに対して差分プライバシーを適用する際の潜在的なリスクと効用の不十分さを示します。時空間データのための新しい柔軟なプライバシー概念、例えば、Geo-graph-indistinguishability(DBSec 2019、IEICE 2023)、時空間イベントプライバシー(IEEE ICDE 2019、IEEE TKDE 2019)、およびポリシーベースの位置プライバシー(ESORICS 2020)を提案し、プライバシーと厳密性と柔軟性のトレードオフをより良く達成できます。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
時空間データの収集と分析は、多くの研究分野や新興産業の基盤となっており、例えば、スマートシティ、交通予測、人流統計、クラウドソーシング、自動運転などがあります。しかし、プライバシーは無視できない障壁となることが多いです。本研究の成果は、時空間データ駆動型の科学技術の発展を支援することができます。
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