研究課題/領域番号 |
19K20312
|
研究種目 |
若手研究
|
配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分61020:ヒューマンインタフェースおよびインタラクション関連
|
研究機関 | 秋田大学 |
研究代表者 |
富岡 雅弘 秋田大学, 理工学研究科, 助教 (00838683)
|
研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2021-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
|
配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2020年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2019年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
|
キーワード | 把持戦略 / つまみ動作 / モーションキャプチャ / 若年者 / 高齢者 / 手指巧緻動作 |
研究開始時の研究の概要 |
近年,高齢者の単身世帯の増加に伴い,高齢者の自立した日常生活を支援する技術の重要性が高まっている.これらの支援技術を開発するためにはヒトの動作の特徴を知ることが必要不可欠である.これまでの研究で「着衣」や「食事」などの日常生活の中で基本となる示指および母指を使ったつまみ動作に着目し,示指と母指の姿勢の関係,各指の指腹部における対象物との接触位置の関係について研究してきた.しかしながら,これまでの研究では対象物をつまんだ瞬間の動作解析に留まっている.本研究では,これまで習得した技術や知見を活かし,つまみ動作を解析することで,ヒトが対象物を認識し把持するまでの戦略を顕在化する.
|
研究成果の概要 |
近年,高齢者の単身世帯の増加に伴い,高齢者の自立した日常生活を支援する技術の重要性が高まっている.これらの支援技術を開発するためにはヒトの動作の特徴を知ることが必要不可欠である.これまでの研究で「着衣」や「食事」などの日常生活の中で基本となる示指および母指を使ったつまみ動作に着目し,示指と母指の姿勢の関係,各指の指腹部における対象物との接触位置の関係について研究してきた.しかしながら,これまでの研究では対象物をつまんだ瞬間の動作解析に留まっている.本研究では,これまで習得した技術や知見を活かし,つまみ動作を解析することで,ヒトが対象物を認識し把持するまでの戦略を顕在化する.
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で得られる知見は,ヒトが感覚的に行なっている動作の特徴を定量的に抽出した結果である.従来,ヒトが行っていた作業をロボットが代替する未来はそう遠くないことが想像できる.ロボットに代わりに作業をさせる場合,ヒトの動作により近い動きが再現できれば,作業の汎用性は大幅に広がる.そのようなロボットを開発するためにはヒトの様々な動作における特徴の知見を集めることは必要不可欠である.本研究はヒトの数ある動作の中でも極めて重要性の高い手指の巧緻動作における知見を抽出するものであり,創造性は極めて高いと考える.
|