研究課題/領域番号 |
19K20489
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分64040:自然共生システム関連
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研究機関 | 滋賀県琵琶湖環境科学研究センター (2020-2022) 京都大学 (2019) |
研究代表者 |
法理 樹里 滋賀県琵琶湖環境科学研究センター, 総合解析部門, 研究員 (90744756)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2020年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | well-being / 福利 / 持続可能性科学 / 環境配慮行動 / 社会・生態システムアプローチ / 自然環境保全 / 主観的幸福感 / 社会実装 / 社会・生態システム / 幸福感 / コミュニティ意識 |
研究開始時の研究の概要 |
人間の心理的幸福感(福利:well-being)を高める沿岸域の自然資本の保全・管理に向けた戦略を構築する。自然(沿岸域)と人間(社会)のよりよい繋がり方を模索し、沿岸域と共生する持続可能な社会を実現するためには、沿岸域から享受する人間の福利の把握が重要となる。なぜならば、「福利」という心理的側面は、人間の行動や感情を喚起・継続させる要因となるからである。
本研究では「自然の恵み(生態系サービス)から享受する福利を評価する手法を確立」するとともに「福利の構造と、その変動要因を明らかにするため地域特性比較」を行う。さらに、「沿岸域⇔人間社会の相互依存的な関係の解析から具体的な保全戦略を構築」する。
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研究成果の概要 |
自然(沿岸域)と人間(社会)のよりよい繋がり方を模索し、沿岸域と共生する持続可能な社会を実現するためには、沿岸域から享受する人間の福利の把握が重要となる。なぜならば、「福利」という心理的側面は、人間の行動や感情を喚起・継続させる要因となるからである。本研究では「生態系サービスから享受する福利を評価する手法を確立」するとともに「福利の構造と、その変動要因を明らかにするため地域特性比較」を行う。さらに、「沿岸域⇔人間社会の相互依存的な関係の解析から具体的な保全戦略を構築」する。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまで困難とされてきた生態系サービスから享受する人間の福利(human well-being)を定量評価する手法を「水産・海洋分野」において開発を試みた本研究成果の学術的意義は高く、沿岸域から享受する福利をもとに人間社会が沿岸域に対してどのように投資していくべきかという、延長線上にあるべきプロセスに迫る本研究は、沿岸域の社会・生態ステムに関する研究事例としても社会的意義が大きいと考えられる。
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