• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

てんかん発作による暴走事故ゼロを目指した顔画像解析による異常検知技術の実臨床評価

研究課題

研究課題/領域番号 19K20733
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分90140:医療技術評価学関連
研究機関自治医科大学

研究代表者

伴 知晃  自治医科大学, 医学部, 客員研究員 (40824701)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2025-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
キーワードてんかん発作 / 無拘束計測 / 視線 / 頭部運動 / 交通運輸技術 / 眼球運動 / 虹彩パターン / デプスカメラ / 眼球情報 / 交通事故予防 / 顔画像解析 / 異常検知 / 実臨床評価
研究開始時の研究の概要

本研究は、自動車運転中の体調急変が疑われる交通事故の中で最も多く報告されている「てんかん発作」に着目したものであり、自動車運転中であっても、そのままモニタリングができる顔画像をベースに、てんかん発作発症を推定・検知するための基盤技術を開発する。
本研究の成果によって、自動車運転中にてんかん発作が発症したとしてもいち早く危険状態を察知することができ、ブレーキシステムと連携することによって交通事故被害の低減に繋がり、交通安全が発展することが期待される。

研究実績の概要

自動車運転中のてんかん発作は体調急変により交通事故となる原因の中で最も多いと言われている。また、自動車運転中にてんかん発作が生じてしまうと重大な交通事故にも繋がる可能性が高いとも言われている。
そこで本研究は、安心安全な交通社会の実現に向けた交通運輸技術の向上につなげることを目指したもので、てんかん発作が生じたときの視線や頭部の動きといったバイオマーカーを無拘束に計測し、健常者と比較して特徴的な変化を捉えようとしたものである。
2023年度においても引き続き実臨床環境下で実施している臨床研究(UMIN000033373)へと展開し、運転シミュレーション等を活用し自動車運転を模擬した課題中のデータ蓄積に取り組んだ。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

カメラによる設置型デバイスを用いたことでてんかん発作の症状が現れた際の体動によって視線を見失ってしまい、てんかん発作に起因した変化を捉え切れていない

今後の研究の推進方策

カメラによる設置型デバイスではなく装着型デバイスを取り入れ、てんかん発作が生じた場合であっても安定したデータを収集する。

報告書

(5件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2020

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (2件)

  • [雑誌論文] Timelined multimodal recording of EEG and driving performance using a driving simulator system during a focal impaired awareness seizure2020

    • 著者名/発表者名
      TomoakiBan, Yohei Ishishita, Masayuki Tetsuka, Taku Uchiyama, Keisuke Ohtani, Kensuke Kawai
    • 雑誌名

      Epilepsy & Behavior Reports

      巻: 13 ページ: 1-4

    • DOI

      10.1016/j.ebr.2020.100356

    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
    • 査読あり / オープンアクセス
  • [学会発表] 救急医療情報を活用したてんかんに起因する交通事故の後向き観察研究2020

    • 著者名/発表者名
      伴 知晃, 手塚 正幸, 大貫 良幸, 内山 拓, 大谷 啓介, 石下 洋平, 米川 力, 中嶋 剛, 川合 謙介
    • 学会等名
      第55回日本交通科学学会総会・学術講演会
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
  • [学会発表] 脳波連動型自動車運転機能記録システムの開発と臨床現場応用2020

    • 著者名/発表者名
      伴 知晃, 手塚 正幸, 佐藤 信, 内山 拓, 大谷 啓介, 石下 洋平, 中嶋 剛, 川合 謙介
    • 学会等名
      第53回日本てんかん学会学術集会
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2019-04-18   更新日: 2024-12-25  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi