研究課題/領域番号 |
19K20739
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分90140:医療技術評価学関連
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研究機関 | 新潟医療福祉大学 |
研究代表者 |
生方 北斗 新潟医療福祉大学, 医療技術学部, 助教 (50795127)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2019年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | Goldmann視野計 / 視野検査 / 視能訓練士 / 視能訓練士教育 / 眼科検査 / トレーニングシステム / 技能評価 / 模擬患者 / Goldmann 視野計 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は,Goldmann視野計を用いた視野検査 (以下,GP検査) における測定者の技能を評価する教育用システムを構築し,視野検査に関する教育の質の向上を目指すものである。本システムの特徴は,完全手動で測定されるGP検査の手技と検査結果を客観的にスコア化できる点にある。本システムを視能訓練士教育に導入し,その有用性を検討する。
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研究成果の概要 |
Goldmann視野検査 (以下,GP検査) は,他の眼科検査に比べて熟達のための質の高いトレーニングが必要である。本研究の目的は,GP検査の検者の技能を定量評価するシステムを構築し,視能訓練士教育に導入することである。研究期間中は,GP検査の結果の定量化に成功した。さらに,本システムを用いたGP検査のオンライン教育を全国で初めて実施した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究ではGP検査中の検者の視標操作の記録から,検者が検出した視野領域を立体角単位で定量的に評価することができ,さらにそれを視野検出精度の指標として視能訓練士教育への導入に成功した。従来,GP検査で検出された視野の精度は検者が手書きで描出した等感度曲線の広さや形状で定性的に判定されてきたため,本研究成果は臨床的にも教育的にもGP検査の結果やその精度をより客観的に示す手法として応用することができる。
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