研究課題/領域番号 |
19K20815
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補助金の研究課題番号 |
18H05609 (2018)
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 基金 (2019) 補助金 (2018) |
審査区分 |
0102:文学、言語学およびその関連分野
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
志野 文乃 早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 助手 (00822199)
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研究期間 (年度) |
2018-08-24 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 小学校英語教育 / 教室談話分析 / 会話分析 / 小学校英語 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究の目的は「日本の公立小学校の教室内で、学級担任(HRT)、外国人指導助手(ALT)そして児童がどのように関わり合いながら英語を学び、教えているか」ということについて、実際の教室内での三者のインタラクションを会話分析的・教室談話分析的に分析し、明らかにすることである。今年度は、2020年度より高学年において英語が正式教科化されるための移行期間であるため、再び研究対象の小学校を訪問し、教室内インタラクションのデータ収集および学級担任とALTへのインタビュー調査をすることで、英語の教科化による三者の関わり方にどのような変化があるのか、ということについても明らかにする予定である。
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研究成果の概要 |
本研究の目的は、「日本の公立小学校の教室内で、学級担任(HRT)、外国人指導助手(ALT)そして児童がどのように関わり合いながら英語を学び教えているか」ということについて明らかにし、より効果的なチームティーチングの方法について示唆することである。調査の結果、学級担任、ALT、そして児童の三者は、対話者の明白な理解構築の為、様々な方法や言語的資源を使いながら、互いに協力し英語学習を進めていることが明らかになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
国際化に伴い、日本の公立小学校では、2011 年から小学校高学年を対象に週一回の英語活動が必修化され、2020 年度から高学年における英語の正式教科化、中学年における英語活動の必修化が始まった。こうした背景を踏まえ、小学校における英語教育の機会が今後更に増えることから、日本の小学校英語教育における教室内のインタラクションを録音分析し、学級担任とALT のより効果的なチームティーチングの方法および教師と児童のより効果的な英語授業中の関わり方について探究することは非常に重要な課題である。
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