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日本語教育支援のための中学校社会科教科書の言語的困難点に関する基礎的研究

研究課題

研究課題/領域番号 19K20818
補助金の研究課題番号 18H05612 (2018)
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分基金 (2019)
補助金 (2018)
審査区分 0102:文学、言語学およびその関連分野
研究機関大学共同利用機関法人人間文化研究機構国立国語研究所

研究代表者

宮部 真由美  大学共同利用機関法人人間文化研究機構国立国語研究所, 日本語教育研究領域, プロジェクトPDフェロー (60823383)

研究期間 (年度) 2018-08-24 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
キーワード年少者の日本語 / 中学社会科教科書 / 語彙 / 文法 / 教科学習支援 / 中学校社会科教科書 / 日本語教育 / 日本語を母語としない中学生 / 社会科教科書の分析 / 言語的困難点 / 日本語支援 / 年少者日本語教育
研究開始時の研究の概要

本研究は外国籍の子どもなど日本語教育の支援を必要とする中学生が社会科教科書を読むためにどのような言語的な難しさがあるかを文法的な面を中心に研究するものである。教科書の内容は子どもたちの身近な生活を離れたより広い社会・世界のことが扱われ,その内容が書きことばの日本語で述べられる。そのため,教科書の日本語は彼らの初期日本語指導で学ぶ日常会話中心の日本語とは大きく異なる。本研究は日本語支援を必要とする中学生が教科内容を学習していくことを支援する日本語教材作成ための基礎的な研究となるといえる。

研究成果の概要

日本語の支援を必要とする中学生が社会科教科書を読むためにどのような言語的な難しさがあるのかを調査した。
まず,中学校社会科の地理,歴史,公民について,これらの教科書をテキスト化し,茶豆という形態素解析のソフトを用いて,教科書にどのような語彙や文法が使われているかを調べた。そして,述語部分に注目し,どのような述語を用いて書かれているかを調べ,これらの述語と記述の仕方との関係を分析した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

社会科教科書の日本語の難しさについて,先行研究ではどのような語彙があるのかという語彙面に関する研究が多いが,本研究で日本語支援を必要とする中学生という視点からどのように用いられているのかという文法面からも分析を行った。
述語の分析から,述語に用いられる語彙の偏りや形,そしてどのような記述の仕方をするかということがわかり,社会科教科書を読むための日本語の支援や教材作成のための基礎資料となると考える。

報告書

(4件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2021 2020

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 中学校社会科教科書のテクストの特徴 ―地理教科書の述語形式の分析を中心に2021

    • 著者名/発表者名
      宮部真由美
    • 雑誌名

      日本語/日本語教育研究

      巻: 12

    • 関連する報告書
      2020 実績報告書
    • 査読あり
  • [学会発表] 中学校地理の教科書における述語形式と記述の内容 ―内容理解の支援のために―2020

    • 著者名/発表者名
      宮部真由美
    • 学会等名
      日本語教育学会
    • 関連する報告書
      2020 実績報告書

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公開日: 2018-08-27   更新日: 2024-03-26  

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