研究課題/領域番号 |
19K20835
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補助金の研究課題番号 |
18H05629 (2018)
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 基金 (2019) 補助金 (2018) |
審査区分 |
0103:歴史学、考古学、博物館学およびその関連分野
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研究機関 | 同朋大学 |
研究代表者 |
金山 泰志 同朋大学, 文学部, 講師(移行) (40827482)
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研究期間 (年度) |
2018-08-24 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 中国観 / 中国認識 / 昭和 / 日中関係 / メディア / 少年雑誌 / 映画雑誌 / 教育 / キネマ旬報 / 映画 / 少年倶楽部 / キング / 雑誌 |
研究開始時の研究の概要 |
昭和期日本における民衆の中国観を、当時のメディア史料(映画雑誌、教育雑誌、総合雑誌、少年雑誌)などを素材に、感情レベルで分析する。
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研究成果の概要 |
本研究では、昭和期日本における民衆の中国観を、当時のメディアを史料として検討した。使用したメディアは、主に少年雑誌(『少年倶楽部』)、映画雑誌(『キネマ旬報』)、教科書(修身、国語、地理、歴史)、教育雑誌(『教育時論』)である。以上のメディアから、中国に関する言説を抽出し、中国がどのように語られ、教えられていたのかを明らかにした。 昭和期日本における主要メディアを網羅的に検討することによって、当時の一般的な中国観を浮き彫りにすることができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
今後のより良い日中関係を模索していく中で、日本と中国に関する歴史を正しく理解することは必須である。その日中関係史を繙く際、大きな焦点となるのが日本人の中国観である。 現在の日本人の中国観については、世論調査から「好き・嫌い」「親しみがある・ない」といった感情レベルの中国観を数値として簡単に把握することができるが、戦前(昭和期)においてはそれが容易ではない。本研究の意義は、戦前(昭和期日本)における一般的な中国観の実証的把握を行ったことにある。
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